mixiアプリ「サンシャイン牧場」ユーザーの個人情報4200件が閲覧できる状態に
中国Rekoo Mediaが運営する人気のmixiアプリ「サンシャイン牧場」(230万ユーザー)で不具合があり、ユーザー4200人のメールアドレスと電話番号が10月21日〜23日にかけ、外部から閲覧できる状態になっていた。
中国Rekoo Mediaが運営する人気のmixiアプリ「サンシャイン牧場」(11月4日現在230万ユーザー)で不具合があり、ユーザー4200人のメールアドレスと電話番号が、10月21日〜23日にかけ、外部から閲覧できる状態になっていた。Rekoo Mediaとミクシィが、11月4日までに明らかにした。
不具合は、サンシャイン牧場がクレジットカード決済のポイント課金サービスを始めた10月21日に発生。Rekooのシステムに問題があり、課金サービスを利用したユーザーのメールアドレスと電話番号が、外部から閲覧できる状態になっていた。決済したユーザーが、購入したはずのポイントを受け取れない問題も発生。分かっているだけで80人分、計約38万円分で、ポイントを受け取れなかったという。
Rekooは23日午前に不具合を発見し、課金サービスを一時停止してシステムを改修。同日午後までに不具合を解消し、午後10時に課金サービスを再開した。Rekooは、「ご迷惑をお掛けいたしましたことを、深くお詫び申し上げます」と、サンシャイン牧場のmixiコミュニティで謝罪している。
ミクシィは、「mixiアプリの個々のアプリは外部企業が運営しており、サンシャイン牧場はRekooが運営しているサービス」と断った上で、「事態を重く受け止めている」とコメント。mixiアプリは現在、ミクシィが簡単な審査をした上で公開しているが、今後、外部の課金システムを使うアプリは別途審査し、稼働後も課金システムの運営状況をチェック、外部課金サービスを使っていることをユーザーに分かりやすく表示するなどして再発防止に努めるとしている。
11月4日現在、mixiアプリで外部の決済システムを使って課金サービスを行っているのは3社。ミクシィは、mixiアプリ用の独自の決済システムを、11月上旬にリリースする予定だ。
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