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大手VCのKPCB、iPhone開発支援ファンド「iFund」を総額2億ドルに拡大:iPad開発者も対象に
現在支援中の14社から20本以上のiPadアプリがリリースされる見込みだ。
米大手ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)は3月31日、2008年に設立した総額1億ドルのiPhone開発者支援ファンド「iFund」の規模を、2倍の2億ドルに拡大すると発表した。また、同ファンドが支援する企業から、4月3日のiPad発売と同時に11本のiPadアプリがリリースされることも発表した。
同ファンドは現在、ngmoco、Shazam、Zyngaをはじめとする14社を支援しており、これらの企業が20本以上のiPadアプリを開発しているという。
KPCBパートナーのジョン・ドーア氏は、「マウスから解放されたポストPCの新時代にようこそ。すべてのベンチャー企業はiPad戦略を持つべきだ。われわれは、iFundでiPadに取り組むベンチャーへの投資を拡大し、成功を支援する」と語った。
米Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、「KPCBは、iPhoneアプリ開発者の発掘と支援で素晴らしい実績を持つ。同社がファンドを倍増させ、iPad開発者の支援を開始することをうれしく思う」と語った。
iPadは4月3日に米国で発売される。Appleによると、その時点でおよそ15万種のアプリがiPadで利用できるという。
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