ニュース
Google、誰でもAndroidアプリを開発できるツール「App Inventor」
Googleの「App Inventor」を使えば、プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップで簡単にAndroidアプリを設計できるという。
米Googleが、プログラミングの知識がなくても簡単にAndroidアプリが開発できるツール「App Inventor for Android」をβ公開した。Webサイトで利用希望者の登録を受け付けている。
このツールでは、コードを書く代わりに、ボタンなどのデザイン要素や、「アクションを繰り返す」「情報を保存する」といったアプリの動作を指定するための「ブロック」をドラッグ&ドロップしてアプリを設計できる。
App Inventorでは、GPS情報を活用したアプリや、Androidの機能(メール機能やテキスト読み上げ機能など)を利用したアプリなどを開発できる。例えば、GPS情報を使って駐車場所を記録しておくアプリや、定期的に恋人に「さみしいよ」というメールを送るアプリなどを作れる。Webアプリの書き方を知っていれば、TwitterやAmazonなどのサイトと連係するアプリも作れる。ユーザーが作成したデータをデータベースに保存することも可能だ。
CUTMSGCUTMSGCUTMSG
App Inventorの登録ページには、「数週間でアクセス許可を出す」と書かれており、申請してから少し待つ必要があるようだ。登録申請にはGmailアドレスが必要となる。
関連記事
- Androidアプリを自動生成する「ドロクリ」 イラストや動画をアップするだけ
イラストや動画などをアップロードするだけでウィジェットなどのAndroidアプリが作れる「ドロクリ」の試験運用が始まった。 - Androidアプリ、3月だけで9000本以上が登録――AndroLib調べ
- GoogleのAndroidアプリに“未来の検索”の一端を見る
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.