iPhoneアプリ開発者、iAd広告で1日に1400ドル稼ぐ:せかにゅ
iPhone 4の新しいアプリ内広告機能「iAd」を使って、無料アプリで1日に約12万円の広告収入を稼いだアプリ開発者がいるという。
iAdの広告で1日に1400ドル
iPhoneアプリ開発者のジェイソン・ティンさんが、Appleの広告プラットフォームiAdを使って1日に1400ドルを稼ぎ出した。iPhone 4のカメラのフラッシュを懐中電灯にするアプリにiAdを組み込んで無料でリリースしたところ、1日でiAdの広告インプレッションは9300回、クリックスルー率は11.8%、広告収入1372ドルに達した。ティンさんによると、アプリに表示されるiAd広告はDoveと日産のものばかりという。しかし、iAdは始まったばかりなので、物珍しさでクリックスルー率が高いのかもしれないという見方もある。
iAds Generate $1,400 for One Developer in a Day(Mashable)
任天堂、3DSに「非常に高度な」マジコン対策
任天堂は次世代携帯ゲーム機「3DS」の海賊版対策に自信を持っているようだ。ゲームパブリッシャーTHQの幹部は3DSについて「(ゲームよりも)楽しみなのは、海賊版対策技術が組み込まれていることだ」「DSiには多少の対策が盛り込まれていたが、3DSはさらに進んでいる」と語っている。この幹部が任天堂にこの技術について説明を求めたところ、「非常に高度なので説明が難しい」と言われた。「任天堂は3DSは海賊版の被害を食い止められる技術を手に入れたと確信している」という。
3DS fixes Nintendo's piracy problem - THQ(CVG)
P2P著作権侵害訴訟、「過大な」賠償金を減額
P2Pサービスで楽曲を違法コピーしたとして、米大学生が多額の損害賠償を命じられた訴訟で、判事が賠償金を大幅に減額した。この学生は30曲を違法に交換したとしてレコード業界に訴えられ、67万5000ドルの支払いを命じられていた。だが裁判所判事はこの金額は「過大である」として、90%減額して6万7500ドルとした。1曲当たり2250ドルと、法令で定められた最低額の3倍となる。だが、被告のジョエル・テネンバウムさん(26)は、減額後の金額でも払いきれないとしている。
P2P judge trims student's fine by 90 per cent(The Register)
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