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Google傘下のAdMob、Android向けにもビデオ広告を追加
AdMobがiPhone向けに展開してきたインタラクティブビデオ広告を、GoogleのAndroidにも対応させた。
米Google傘下のモバイル広告企業AdMobは10月25日(現地時間)、これまでiPhone向けに提供してきたインタラクティブビデオ広告およびインタースティシャル広告(アプリ起動時に表示する広告)を、Android搭載端末でも表示できるようにしたと発表した。
同社は2009年11月からiPhone向けのビデオ広告を提供しており、現在、米Universal Picturesや米Best Buyなどによる120以上の広告が表示されている。この広告システムでは、ユーザーの端末のディスプレイ解像度やネットワーク接続状況に合わせて最適化したビデオを表示する。
現在Android Marketで公開されているアプリは10万本。米AppleのApp Storeの25万本にはまだ及ばないが、急速に成長している。Googleによると、同社のモバイル広告事業は年間10億ドル規模で稼働しており、Android端末上のモバイル検索は2年前の5倍に増えたという。
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