スマートフォンユーザーの18%は“チェックイン”体験者――米comScore調べ
foursquareやFacebook Placesなどのチェックインサービスをよく利用するのは、プラットフォーム別ではAndroidユーザーで、年齢層別では25〜34歳であることが分かった。
米comScoreは5月12日(現地時間)、米国におけるモバイル端末からの「チェックイン」サービス利用に関する調査結果を発表した。3月にモバイル端末からロケーションベースのチェックインサービスを利用したユーザー数は1670万人に上り、モバイル端末ユーザー全体(2億3400万人)の7.1%を占めたという。そのうちスマートフォンユーザーは1270万人で、スマートフォンユーザー全体(7250万人)の17.5%がチェックイン体験者だった。
チェックインとは、foursquareやGowalla、Facebook Placesなどのロケーションベースのソーシャルサービスの基本機能。一般に、ユーザーはチェックインするとそのローカルビジネスの情報を閲覧できるほか、クーポンなどが利用できる場合もある。
チェックインを利用したスマートフォンユーザーは、タブレット端末も所有していたり技術系のニュースをチェックする人の割合がスマートフォンユーザー全体よりも高く、「アーリーアダプター」の傾向が強かった。
利用者の割合を年齢層別にみると25〜34歳が32.5%で最も多く、18〜24歳(26.0%)、35〜44歳(18.7%)と続く。性別では男女比はほぼ半々だった。
スマートフォンのプラットフォーム別では、米GoogleのAndroidが36.6%、米AppleのiOSが33.7%、カナダのResearch In MotionのBlackBerryが22.0%だった。だが、チェックインサービス利用者のシェアをスマートフォンのOS別シェアで割った指数でみると、iOSが132でAndroidの105を上回り、iOSユーザーの方がAndroidユーザーよりもチェックイン利用者の割合が高いことが分かった。
スマートフォンユーザー(%) | チェックインユーザー(%) | 指数 | |
---|---|---|---|
全体 | 100.0 | 100.0 | 100 |
Android | 34.7 | 36.6 | 105 |
Apple | 25.5 | 33.7 | 132 |
RIM | 27.1 | 22.0 | 81 |
Microsoft | 7.5 | 4.3 | 57 |
Palm | 2.8 | 2.0 | 72 |
Symbian | 2.3 | 1.2 | 51 |
13歳以上が対象。3カ月の平均値(資料:comScore mobiLens) |
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