電通とアサツーディ・ケイ(ADK)は7月8日、デジタル関連分野での協業に向けて合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。2012年の営業開始に向け詳細を詰める。
電通でデジタル分野を担当する中間持ち株会社・電通デジタル・ホールディングス(DDH)とADKで新会社を設立。ADKが51%、DDHが49%を出資し、社長はADKが派遣する。ADKのデジタル分野での業務の高度化と効率化を実現するための業務提携を行い、次世代型ビジネスモデルの開発に関する研究を行うという。
電通とADKは「従来通りデジタル関連ビジネスを推進するための営業機能を独自に維持・強化していくため、現在の競争関係が継続することに変わりはない」としている。
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