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会津大学、インドIT大手の日本法人と協業し震災復興を支援
会津大学が主催するフォーラム/セミナーなどの開催協力や、被災学生への奨学金制度の創設、特別講義の実施などを通じ、被災地の人材育成を支援する。
会津大学は10月3日、インドのIT大手タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)の日本法人であるタタコンサルタンシーサービシズジャパン(TCSジャパン)と協業し、東日本大震災で被害を受けた福島県の復興支援を行うと発表した。
今後、会津大学が主催するフォーラムやセミナーなどで連携・協力していく。特に「会津IT秋フォーラム」というイベントには、TCSジャパンが協賛。同社は「2011年度は財政的な支援のみとなるが、2012年度は、講師派遣を含めたより積極的な支援を行う」としている。
会津大学とTCSジャパンはそのほか、被災学生を対象とした支給型奨学金制度の創設や、TCSジャパンから講師を派遣して行う特別講義の実施を通じ、「産学連携やグローバルIT人材育成を推進することで、震災からの復興への支援を進める」としている。
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