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iPad向けに「iAd」、日本でもスタート 第1弾はエビアン
モバイル広告ネットワーク「iAd」のiPad版が日本でもスタート。第1弾はミネラルウォーターのエビアンだ。
米AppleのiOS向け広告ネットワーク「iAd」で、日本でもiPad向けに広告配信が始まる。第1弾として、ミネラルウォーター「エビアン」が3月13日からキャンペーンを展開する。
iAdは、ユーザーがiOSアプリを利用している状態で広告を配信できる広告ネットワーク。日本では電通がAppleと提携し、国内向けiAdの広告販売を担当。昨年8月、iPhone向け第1弾としてトヨタ自動車の広告を展開し、その後キリンビール、レッドブル・ジャパン、JR東海のキャンペーンを実施してきた。
iPad向けの第1弾は「エビアン」のプロモーション。赤ちゃんが登場する「Live young」キャンペーンの一環で、CM動画やゲームなどをiAd内のコンテンツとして提供する。
アプリ開発者はアプリ内にiAd広告を取り入れることで、iAdネットワークの収益から分配を受けることができる。これまでアプリ開発者の取り分は60%だったが、4月1日から70%に引き上げられる。
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