PCゲームをAndroidアプリに自動変換、移植システム「M.O.E」
レゴリスイノベーション(東京都港区)は7月5日、Windows PCソフトをAndroidのネイティブアプリとして移植する独自システム「M.O.E」を実用化したと発表した。既に同社が運営する美少女ゲームストアアプリ「どろっぷす!」で利用しており、今後ソフトメーカーなどに提供していく。
M.O.Eは、PCソフトのデータを独自開発のシミュレーターと組み合わせてAndroidで動作させるというもの。PCソフトの製品版パッケージがあれば移植でき、デバッグ作業も含めて最短1週間で移植を完了できるとしている。
キーボードやマウスの操作はスマートフォンのタッチ操作に置き換え、画面の解像度は端末に合わせてシミュレーター側で自動調整する。スマートフォンのほかタブレットにも対応し、「今後はiOS版も検討していく」(同社の後藤康宏代表取締役)という。
Android端末のスペックの関係から、現時点では2002年ごろまでに販売された美少女ゲームを中心に移植を展開。Pentium II/300MHz以下で動作するソフトなら「PC版と同等のクオリティ」で動作するという。今後Android端末のCPUのクロック数などが向上すれば、より複雑なソフトも移植できるようになるとしている。
ソフトメーカーは無料で同システムを利用でき、移植した美少女ゲームアプリは「どろっぷす!」に公開される。ユーザーは980円~でアプリを購入でき、販売価格の50%がソフトメーカーに付与される仕組みだ。
「どろっぷす!」では現在9タイトルの美少女ゲームアプリを配信しており、今年中に300タイトルまで増やす予定。また今後はゲーム以外のソフトにもM.O.Eの活用を検討し、「ソフトメーカーから依頼があれば、Androidでの操作スタイルを検証したうえで移植していきたい」としている。
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