Google、マルウェア検出サービスのVirusTotalを買収
米Googleは、スペインのセキュリティ企業VirusTotalを買収した。VirusTotalが9月7日(現地時間)に公式ブログで発表した。買収総額などの詳細は公表されていない。
VirusTotalは2004年創業の、アンダルシア州マラガに拠点を置く非公開企業。複数のウイルス対策エンジンとWebサイトスキャナーによってファイルやURLを分析し、ウイルスやワームなどのマルウェアを検出する無償のサービスを提供する。このサービスをWebブラウザで利用するための拡張機能が、GoogleのChromeの他、MozillaのFirefox、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)、ノルウェーOperaのOpera向けに公開されている。
VirusTotalは買収完了後も独立した傘下企業として運営され、従来のサービス提供を継続するという。同社は発表文で「われわれの目標はWeb上でユーザーを安全に保つことだが、小規模な企業にとってそれは難しいことだった。従って、長年のパートナーであるGoogleがわれわれを買収するのは喜ばしいことだ。この買収はユーザーにとっては素晴らしく、マルウェア作者にとっては悪いニュースだ」と語った。
Googleは詳細を発表していないが、ネットワーク管理者向け不正サイト報告サービス「Safe Browsing」やAndroidアプリストア「Google Play」のマルウェア対策機能「Bouncer」などの強化が狙いとみられる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
コミックシーモア、不正アクセスの可能性でサービス停止 メンテ終了時期は未定
-
2
「『楽天カード公式』から詐欺メール」報告相次ぐ ドコモメールに公式マーク付きフィッシング、一部企業の認証設定に脆弱性
-
3
研究者グループ、中国Tencentのクラウド上の“逸脱”AIエージェント群と交信 報告書の隠しテキストで呼び込む
-
4
Tesla、新型「Roadster」発表 SpaceX技術で“飛べる”モデルも 日本でも予約受付中
-
5
緊急地震速報発表→すぐ取り消し 震度7予測も、実際は震度1 アラートに困惑の声
-
6
Microsoft、3つの国際的な犯罪ネットサービスを解体へ 日本狙った詐欺がきっかけ
-
7
人気Web制作ツール「Studio」全ユーザーの情報漏えいか フォームに送信された内容、外部APIキーなども
-
8
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
9
「セキュリティソフトも売ってるのに」ソースネクスト会員情報漏えい、パスワード含む最大2252万件 API不正利用される
-
10
Microsoft、社内エンジニア数万人を対象に「Claude Code」「Copilot CLI」導入の影響を分析 生産性どう変わる
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR