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「iPad Pro」の「A9X」のGPUコアは「A9」の2倍──Chipworksの分解で明らかに
Apple製品のSoC解析で知られるChipworksが、「iPad Pro」の「A9X」を解析し、このSoCが台湾TSMC製でサイズは147平方ミリ、GPUコアを12も搭載していることなどを明らかにした。
米Appleが11月に発売した「iPad Pro」の新SoC「A9X」は台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)製──。カナダの特許支援企業Chipworksが解析結果を米Anand Techに提供した。
ダイサイズは147平方ミリと、「iPhone 6s/6s Plus」の「A9」(98平方ミリあるいは104.5平方ミリ)より更に大型だ。ここに、A9の2倍になる12コアのGPUとデュアルコアのCPUが配置されている。L2キャッシュはA9と同じ3Mバイトだが、L3キャッシュがない。Anand Techは、メモリバス幅、メモリバンド幅ともに2倍にしたため、AppleはGPUのためのL3キャッシュを不要と判断したと推測している。
A9Xの拡大画像やスペック比較表を掲載するAnand Techの詳細な解説はこちら。
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