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YouTube、360度ライブストリーミングをサポート “空間音声”で臨場感アップ
Google傘下のYouTubeが、360度動画によるライブストリーミング機能と、360度動画のサウンドも3Dにする「空間音声」機能を追加した。コーチェラ・フェスティバルが360度ライブ配信を行う計画だ。
米Google傘下のYouTubeは4月18日(現地時間)、360度動画によるライブストリーミング機能を追加したと発表した。一部のパートナーが対応するライブ中継を行っている他、東京を含む世界にある動画製作スタジオ「YouTube Space」に360度ライブストリーミング用機材を用意した。
YouTubeでは2015年11月から360度のVR(仮想現実)動画をサポートしており、Google Cardboardなどで楽しめるようになっている。
昨年もYouTubeチャンネルでライブを配信したロサンゼルスで開催中の大規模野外音楽フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」は、今年は公式チャンネルで360度動画でのライブ配信も行う計画だ(WEEKEND 2で、となっているがまだ具体的なスケジュールは不明)。
同社はまた、360度動画をより臨場感のあるものにするための「spatial audio(空間音声)」機能も発表した。こちらのプレイリストにある360度動画をAndroid版YouTubeで再生すると、端末の向きに合わせて音も変化する。例えばサックス奏者を画面の右端に表示すればサックスの音が右方向から、左端にすれば左方向から、反対側に端末を向ければ背後から聞こえる。
この2つの機能を利用すれば、遠い国で開催中のコンサートや深海のダイビングをリアルタイムで疑似体験できるようになりそうだ。
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