スマホ画面に突然表示、偽の「ウイルス感染」警告 目的は?
「あなたのシステムは4つのウイルスによってひどく損なわれています!」――トレンドマイクロは11月15日、スマートフォンやタブレットでWebサイト閲覧時に突然表示される偽の警告について解説したブログ記事を公開した。対処法は「ブラウザのタブを終了せること」としている。
ウイルス感染を想起させユーザーをだます「偽警告」は、主にネット広告経由で拡散されている。偽警告の内容はさまざまだが、同社がAndroid端末で検証したのは(1)警告画面で「Virus」「Scan」などの単語やスマホの機種名を表示、(2)警告内の「OK」を押すとGoogleを偽装した画面に遷移し、アプリの入手と実行を促す、(3)画面内の「ウイルスを今すぐ除去」を押すと、「Play ストア」の特定のアプリに誘導する──というもの。2014年ごろから目立つようになったという。
同社によれば、アダルトサイトなどの閲覧時に遭遇することが多いが、「まとめサイト」やブログ、Wiki、掲示板などでも表示が確認されている。
誘導先のアプリは、セキュリティソフトやパフォーマンス改善のためのシステムユーティリティーソフトなどで、不正アプリを確認した例はまだないという。同社は、「Pay Per Install」(PPI)によるアフィリエイト収入がサイバー犯罪者の狙いではないかと考えている。
ユーザーの同意なく自動的に不正アプリをインストールできる方法は未確認だが、正規の「Play ストア」に偽装したアプリストアや、「Play ストア」上でも不正アプリが頒布されているのを複数確認しているという。同社は、セキュリティソフトなどを活用し、不正アプリや不正サイトをブロックするよう促している。
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