「Google Chrome 64」が安定版に サイトごとの音声ミュート機能や53件の脆弱性修正
米Googleは1月24日(現地時間)、デスクトップ向けWebブラウザ「Chrome 64」の安定版を公開した。Windows、Mac、Linux向けに、数日から数週間かけて配信される。なお、Android版は23日からローリングアウト中だ。
Webサイトごとの音声ミュート機能
最新バージョンとなる「Chrome 64.0.3282.119」では、バージョン63で見送られたWebサイトごとの音声のミュート機能や、予告されていたリダイレクト広告ブロック機能が追加された。
任意のWebサイトの音声をミュートするには、Webサイトを開いてアドレスバーのWebアドレスの左端のアイコン(南京錠など3種類ある)をクリックして表示されるプルダウンメニューで[サイトの設定]を選ぶ。
スクロールしていくと「音声」があるので、ここで「ブロック」を選ぶ。
ブロックしたWebサイトの音声はすべてミュートされる。たとえば自動再生される動画の表示では音声が有効になっていても聞こえない。ミュートしたサイト内のコンテンツの音声を個別に有効にすることはできず、[サイトの設定]で音声を許可する必要がある。
リダイレクト広告ブロック機能
Webの広告が原因で突然別のページに飛ばされるリダイレクト広告ブロック機能も追加された。別のページが開くのではなく「Success! The navigation was blocked」と表示されるようになる。
動画のオートプレイがデフォルトで無効に
筆者が米CNNなどの幾つかのサイトで確認したところでは、音声付きの動画もオートプレイされてしまったが、Googleは昨年9月、Chrome 64で動画の自動再生(オートプレイ)をデフォルトで無効にするとしていた。音声がミュート設定になっている動画は従来通りオートプレイされるという。
(公式のヘルプページなどで確認できたら記事を更新します。)
セキュリティ関連
セキュリティ関連では、計53件の脆弱性問題を修正した。外部の研究者から報告された脆弱性は、「PDFiumの解放後使用」「Shared Workerの同一生成元ポリシー迂回」「ダウンロードしたファイルを開く際の競合状態」の3件について、Googleの4段階評価で危険度が上から2番目に高い「高」に分類されている。
こうした脆弱性を悪用された場合、一定の条件下で攻撃者に任意のコードを実行されるなどの恐れがある。脆弱性情報を寄せた研究者には、内容に応じて1000~4000ドルの賞金が贈呈された。
また、「Meltdown」「Spectre」と呼ばれるプロセッサの脆弱性に関連してGoogleは先に、Chrome 64では攻撃防止のための緩和策を盛り込むと予告していた。
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