「自動運転未満」なクルマとドライバーの関係
衝撃だった「次世代CarPlay」の現実味 車メーカーが「Car OS」に仕切られる未来か「Apple Car」登場か(1/2 ページ)
WWDCが今年も始まりました。いつものように日本時間の深夜2時から始まる基調講演を眠い目をこすりながら見ていたところ、目が覚めるような内容が突然現れました。
それはスニークピークとして紹介された「次世代CarPlay」です。
In-Car Experienceを再発明する
画面に表示された次世代CarPlayのUIは、これまでのインフォテイメントスクリーンを超えて、車両のインスツルメントパネル(インパネ)内のスクリーンから伸びるワイドスクリーン全体を使ったとても未来的なものです。
Apple曰く「車両と深い統合」をしており「カーラジオからエアコンの温度設定まで」CarPlayのUIからコントロールできるそうです。
また、プレゼンの中ではインパネに車のスピードメーターやエンジンの回転計が表示され、それらのUIをさまざまな形式にカスタマイズできることが示されていました。
これはもはや「Car OS」のポジションですね。
おそらく次世代CarPlayでは、CarPlay自身の標準機能として車速表示やエアコン操作などをサポートし、サードパーティアプリはこれまで通りのDA画面表示に加えて、ウィジェットの提供が可能になるのでしょう。しかし、そもそもCarPlay自身が車両情報を取れるのか、という疑問があります。
現在のCarPlay対応アプリで車速などを表示するためには、車両情報を車両側から取得する必要がありますが、そのためには 「External Accessoryフレームワーク」に則ったプロトコル(EAP)を使用して通信する必要があります。ただし、自動車メーカー側が車両情報を提供していればという前提付きです。筆者の知る限り、自社専用アプリに対して車両情報を提供しているケースはありますが、サードパーティに提供しているメーカーはなさそうです。
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「自動運転未満」なクルマとドライバーの関係
自動車関連のアプリ開発を行うITベンチャーを経営する筆者が、自動車という工業製品のUI/UXについて思うところを語っていきます。
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