欧州の8カ所のスーパーコンピューティングセンターが構成するテラスケール分散型システムが始動した。現在は4つのセンターのシステムをつなぎ、22TFLOPS以上の処理能力を実現している。(IDG)
Microsoftが来年リリース予定の、HPCクラスタシステム向けの「Windows Server 2003 Compute Cluster Edition」では、Itanium 2をサポートしないことが明らかになった。
スーパーコンピュータの性能競争、IBM、NEC、SGIの三つ巴の争いになったが、NECからトップの座を奪ったのは“予告”通りIBMだった。3社の激戦の跡を、ここで振り返ってみよう。
IBMはPOWER5をベースにしたクラスタ用サーバ新製品をSC2004カンファレンスでプレビューした。
来年登場の高性能コンピューティング向けWindowsは、最初のリリースではItanium 2を飛ばし、x86-64プロセッサだけをサポートする。「量が売れない」ことがその理由だ。(IDG)
「Blue Gene/L」で最速スーパーコンピュータの称号を得たIBMだが、さらなる性能向上を目指した研究を進めている。
IBMのBlue Gene/Lが世界最速スーパーコンピュータの座に着いた今回のTop500ランキングでは、IBMシステムが多数ランク入りしたほか、Linuxの採用も目立って増加した。
IBMのBlue Gene/Lは地球シミュレータを追い抜き、スーパーコンピュータTop500リストの首位に輝いた。2位にはSGIの「Columbia」がランクインした。(IDG)
スーパーコンピュータの世界Top500ランキングが発表された。世界最速マシンはIBMのBlue Gene/Lとなり、地球シミュレータは3位に転落。
IBMのBlue Gene/Lが最速を勝ち取ったTop500だが、リストを見ると、IBMとHPの一騎打ちとなっている。(IDG)
「最速」で名を上げたIBMのスーパーコンピュータの商用版が発表された。オンデマンドでの利用も可能となっている。
IBMがスーパーコンピュータで攻勢をかけている。エネルギー省での「最速」宣言に続き、今度は欧州での記録達成を発表した。
世界最速を記録した米エネルギー省のBlue Gene/Lは、完成版の4分の1のサイズ。完成版は13万プロセッサを搭載、地球シミュレータの9倍を超える性能を実現する見通しだ。
IBMのBlueGene/Lスーパーコンピュータが「世界最速」を達成した。
昨日、システムの8割を稼働させて世界最高速42.7TFLOPSを記録したSGIのスーパーコンピュータ「Columbia」が、実はシステムをフル稼働させて51.9TFLOPSをたたき出していたという。
9月末、2年ぶりにスーパーコンピュータ最速の座をNECから奪還したIBMだが、わずか1カ月でその記録は破られた。NECはさらにその上を狙っている。
SGIがNASAに納入した、Itanium 2ベースのハイエンドLinuxサーバ「Altix 3000」を20台統合したスーパーコンピュータ「Columbia」が、余力を残しながら世界最速を達成した。
バージニア工科大が1100台のPower Mac G5を使って構築したスーパーコンピュータ「Big Mac」がXserveにバージョンアップし、2TFLOPS近く高速化した。
Blue Gene/Lで地球シミュレータを追い抜いたIBMは、既に1ペタFLOPS、そしてそれ以上に達するスーパーコンピュータを開発する計画を既に進めている。(IDG)
日本SGIは、同社が提供する「SGI Altix3000シリーズ」を中心としたスーパーコンピュータシステムを日本原子力研究所が導入することを明らかにした。この発表とスパコンの現状についてお届けしよう。
20年を迎えたNECのベクタースーパーコンピュータ。「NECの天下は終わった」と“喜々として”宣言する米国スカラー勢に立ち向かうが、勝負の行方は国家戦略にもかかっている。
NECが世界最高性能を達成したスーパーコンピュータ「SX-8」を発表。コストパフォーマンスを高め、実効性能の高さでスカラー型に対する優位をアピールし、高度な計算が必要な分野に売り込む。
Crayは、Opteronを搭載したラックマウント型シャーシ採用のLinuxクラスタシステム「XD1」の販売を開始した。
Maverickは128個のプロセッサコアを載せた「Sun Fire E25K」をベースに構築され、気象予報や国土安全に利用される。
IBMはBlue Gene/LがNECの地球シミュレータを上回る世界最高速のスーパーコンピュータになったと宣言したが、すでにいくつかの有力なライバルが出現している。
IBMの1万6000プロセッサ版BlueGene/Lは、地球シミュレータを上回る36.01テラFLOPSの性能を達成を達成した。だが、次のスパコンTop500で1位になるかどうかはまだ分からない。(IDG)
理化学研究所の研究者が、開催中のHot Chipsカンファレンスでペタフロップコンピュータの基礎となる、開発中の「MDGrape 3」チップについて発表した。
米陸軍研究所は、AMD Opteronを2304基搭載したIBM製HPCの購入を決めたが、これに先立って、IntelのEM64T対応Xeonを2132基搭載したHPCの購入も発表している。
米Crayは日本AMDと共同で記者説明会を開催し、年末に投入予定のOpteronを搭載したHPC向けエントリー製品やOpteronをおよそ1万基使用した「Red Storm」の進捗状況について説明した。
スーパーコンピュータTOP500ランキングの運営者は、現在のランキングに利用されている「Linpack」よりも多角的にスパコンの性能を評価できる「HPC Challenge Benchmark」というプログラムを開発した。
LinuxにおけるInfiniBandサポートを目指し、大手IT企業や研究所などが結束して「OpenIB Alliance」を設立した。
新たな契約をはじめ、Appleは「スパコンTOP500リストに載る顧客がもっと増える」と確信。その一方で、Appleのシステムでは「ベンチマークしか示されておらず、科学研究での効果は実証されていない」との声も。(IDG)
アラバマにあるColsaという企業が、米軍に1500台以上のXserve G5で構築するスーパーコンピュータを納入する。
21日に発表されたスーパーコンピュータTOP500リストで、IBMがHewlett-Packardを抑えて、ランキング入りシステム数でリードした。また、IBMの小型・省電力のプロトタイプ2つがTOP10入りした。