ニュース
“P55”マザーでNVIDIA SLIが可能になる理由をMSIブースで聞く:CeBIT 2009(2/2 ページ)
「主役はノートPCや液晶一体型PC」とスタッフがアピールしていたCeBIT 2009のMSIブース。しかし、自作PCユーザーを喜ばすPCパーツもたくさんあるのだなー。
GeForce GTS 250より“遊べる”グラフックスカードに注目したい
グラフィックスカードでは、発表されたばかりのGeForce GTS 250を搭載した製品の展示が中心だったが、それ以上に各ベンダーが独自で開発したクーラーユニットやチューニング技術などのアピールが目立っていた。MSIのブースでは、「軍事レベル」をうたった「N260GTX Lightning」が注目されていた。
N260GTX Lightningで訴求している「軍事レベル」とは、電源回路に採用されたコンデンサやチップの耐久性のことで、MSIでは長時間の安定動作を保証するとしている。そのほか、N260GTX Lightningでは、クーラーユニットに内蔵した2つのファンにLEDでそれぞれ異なるGPUのステータスを表示させたり、グラフィックスメモリを定格の2倍となる1792Mバイト搭載させたりするなど、オーバークロッカーやゲーミングユーザーが喜ぶ機能やスペックを実現している。
関連キーワード
マザーボード | MSI | Intel P55 Express | CeBIT | SLI | Intel X58 Express | 自作 | CrossFire | グラフィックスカード | Phenom(Athlon 64) | Phenom II | GeForce | GPU | オーバークロック
関連記事
【特集】CeBIT 2009
2009年に登場すると予想される、最新パーツと台湾ベンダーの実力をハノーバーの会場でチェックする。MSIの「Air Force」で遊ぶ
スリムノートにおしゃれな液晶一体型。“新しいMSI”を感じさせるCeBITの展示ブースだが、やっぱりそこはMSI、興味深いPCパーツも見つけてしまうのであった。CeBIT 2009に集結した次世代マザーボード
CeBITといえば、自作PCユーザーに「その年に登場する未発表マザーボードがデビューするイベント」としても知られている。CeBIT 2009では当然「P55」に注目なのだ。Thermaltakeが公開した“ブロックライク”なPCケース
Thermaltakeは、CeBIT 2009でPCケースのコンセプトモデルを披露した。BMWのデザインチームの手によるそのスタイルは、ユーザーのカスタマイズを可能にする。ASUSの「最前線仕様マザーボード」に突撃せよ
「DSっぽい」デュアルディスプレイPCや「シェルのような」Eee PCが目立つCeBITのASUSだが、PCパーツでも注目の“コンセプト”マザーボードが展示されていた。ドイツでもASRockはTAIPEIだった
なんとなく“お上品”な雰囲気に満ちているCeBIT 2009の会場で、「あの」ASRockブースを発見。“TAIPEI”がよく似合う彼らは、CeBITでも変わることはなかった。フルHDも最新3Dゲームもおまかせっ!な“ボードPC”
ボードPC的なスタイルで日本でも注目されているMSIの液晶一体型のAEシリーズ。事前公開で披露された上位モデルのほかにもハイエンドな1台が展示されていた。MSIが事前公開で見せた「ポストNetbook」の時代
CeBITの正式開幕は3月3日だが、前日の3月2日から報道向けの展示ブース事前公開やスピーチセッションなどが、いくつかのベンダーで行われている。CeBIT 2009、会場手前160キロ“前前日”リポート
CeBIT 2009で次世代Netbookに出会うため、ドイツにやってきたPC USER。ハノーバーは、はるかかなたにあって遠い。フォトレビュー:出荷直前AM3マザー「790GX-G65」の素性を急いで調べる
DDR3対応のPhenom IIとAM3対応マザーボードによるレビューはすでに紹介しているが、本格的な出荷は3月からの予感。ここでは出荷を待つMSIマザーを画像で紹介しよう。新しいBIOSで生まれ変わった「P45-8D Memory Lover」にメモリを差しまくる
8本のメモリスロットに、DDR2、もしくはDDR3を4枚搭載できる「P45-8D」のBIOSがアップグレード。機能と安定性が大幅に向上した“メモリ愛”マザーを検証する。写真で予習するX58マザー(その2)──省電力を強化したMSI「Eclipse」
Intel X58 Expressマザーが各ベンダーから発表されている。そこで「予習」として“外観”から機能をチェックしていこう。第2弾はネーミングが印象的なMSIマザーだ。MSIの「P45-8D Memory Lover」でメモリを差しまくる
DDR3も無理なく買える価格になってきた2008年。DDR3とDDR2に対応する製品もいくつか登場している。今回はその中の1枚を紹介。「名は体を表す」とはよくいったものだ。MSIの「P45 Platinum」でオーバークロックを遊ぶ
先日掲載したASUSの「Maximus II Formula」は「R.O.G.シリーズ」のDDR2対応Intel P45 Expressマザーだった。今回は、その対抗となるMSIの「遊べる」マザーを試してみた。「DやHに負ける気がしねえ」というセリフが似合う“ドイツ”のMSI
日本にいると見えないことがたくさんある。それは、現場で調べないと気がつかない。“デルやHPを超える”MSIのステータスもドイツに行かないと分からないのだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.