レビュー

“わざわざそこで仕事すんなよ”と言われても──「クルマDEチャージャー+クルマDESK」なんだか“ちっこい”ヤツを試してみよう(2/2 ページ)

一見キワモノ、使ってみると意外にどうよ。サンコーの「クルマDEチャージャー」は、クルマでノートPCを快適に使えるようにする可変電圧アダプタだ。便利そうな“PC台”「クルマDESK」とともに試した。

前のページへ |       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

こちらの“台”はどうか──「クルマDESK」

サンコーレアモノショップの「クルマDESK」。価格は7980円

 以前試した上海問屋の「DN-ARM521」はかなりよくできており、クルマ用PC台は“意外になしではない”ことが分かった。クルマDEチャージャーとセット購入できる「クルマDESK」もこの手のクルマPC台の1つである。

 クルマDESKは、DN-ARM521よりシンプルなつくりで、大げさ感が“気持ち少ない”のがポイントだ。付属するアームをシートのヘッドレストに固定して設置する仕組みで、テーブルにクッションゴム付きのL字状すべり止めとドリンクホルダーとして使える穴が開いている。カタログ値の耐荷重は最大7キロで、PCを保持するためのベルクロテープ付き伸縮バンドが付属する。

 アームやテーブルは金属製だ。そこそこの強度があり、単体を手にしても、ゆがみやたわみによる不安感はない。設置も、ヘッドレストステーの“棒”にホルダーを固定するだけと、ほどほど手軽だ。テーブルの角度は、ギアのような細かい横溝が刻まれたフレームと樹脂製テーブルホルダーをかみ合わせて決める。この仕様は、万一テーブルホルダーがゆるむと“カクッとテーブルが下向き”になってしまうので、実際にPCを載せると少し不安を覚えるかもしれない。

advertisement
設置はほどほど手軽だ。テーブルは横向きにもできる(使用PCはNECの「VersaPro UltraLite タイプVS」)
設置そのものはヘッドレストステーにホルダーを固定するだけのシンプル仕様だが、着脱は少し面倒。使わないときはジャマなので、すぐ取り外せるような機構がほしいところだ。テーブル角度の保持はこのパーツで行う(写真=中、右)

 もっとも、停止時にホルダーのネジを固定レバーとともにきちんと締めていれば、2キロ程度のノートPCならまったく問題なかった。テーブルに開いている穴は、本当? なこちらはさておき、ドライブスルーで購入したファストフードなどとともに「車飯」用に適しそうだ。穴に“底”がないので、よくある寸胴型の缶やペットボトルに使用できないのは残念だが、某ファストフード店のSサイズカップがぴったりだった。

ノートPC用の台として使うのもいいが(写真=左)、“メシ”用に使うのもほどよくユルめでしっくりくる(写真=中)。ステアリングホイールに引っかけて、このように使うこともできた(写真=右)

“ちっこい”PC周辺機器、募集

「少し気になるのがあるけど人柱はイヤなので、まずはお前が試せ」という人、「この製品の、もっと違うことを試せ」という人、そして「ちっこいPC周辺機器、発売するよ」というメーカーの方、こちらからご意見をいただければ幸いです。気が向いたら試しますので。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.