これが、プロのための“ホンモノ”のPC──第3世代「Let’snote」が込めたメッセージ:Netbookで、仕事できますか?(1/3 ページ)
パナソニックが、Windows 7搭載の「第3世代」新Let'snoteを発表。16時間駆動バッテリーや標準電圧版CPU、モバイルWiMAXを標準搭載し、「これこそが、“モバイルPCの本質を見極めたPC”」と自信を見せる製品に、どんな意味を込められているのか。
プロフェッショナルユーザーのための「ホンモノ」のPC
「“軽量、長時間駆動、頑丈”は当然。今回のLet'snoteは“高性能”も両立する、プロフェッショナルユーザーのためのホンモノのPC」──パナソニックは9月29日、モバイルノートPC「Let'snote」シリーズの2009年PC秋冬モデルを発表した。10月22日より順次発売する。
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今回の新モデルは、従来の「W」「T」シリーズに代わる1キロ台前半のB5サイズモデル「S8」シリーズ(光学ドライブ搭載)と「N8」シリーズ(光学ドライブ非搭載)を新設し、このS8/N8シリーズに標準電圧版のCore 2 Duo(店頭モデルはCore 2 Duo P8700 2.53GHz)と16時間駆動の標準バッテリーを搭載したのが特徴だ。新シリーズの全モデルで2009年10月22日発売のWindows 7 Professional(Windows XP Professional SP3ダウングレードDVDメディアも付属)とモバイルWiMAXを内蔵する、「プロフェッショナルのための、ホンモノのモバイルノートPC」(パナソニック AVCネットワークス社ITプロダクツ事業部の奥田茂雄事業部長)に仕上げた。
Let'snoteシリーズは、約960グラム+6時間駆動を実現した第1世代の「Let'snote LIGHT R1」(2002年3月発売)を皮切りに、軽量+長時間駆動に加えて頑丈さも備えた第2世代の「Let'snote LIGHT W4」(2005年5月発売)などを経て、今回発表したモデルは“高性能”も兼ねた、同社いわく“新世代”とする第3世代のLet'snoteとして展開する。ターゲットはプロフェッショナルユーザー。つまり、“業務”にPCを使用するユーザー全般を差す。このユーザーがモバイルPCに求める機能は「長時間駆動」「頑丈設計」「高速処理」「高速モバイル通信」の4つに集約される。
「メインで使用するPCでありながらモバイルでも利用する場合、PCを2台持つのか、それとも何かをがまんするのか──。これを打開するのが今までは難しかった。これら“相反する機能”を高度に融合し、実現したのが今回の新Let'snoteだ」(奥田事業部長)
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