新シリーズ「S」と「N」登場──“ワイド”化と“セブン”化が進むLet'snote新製品発表:2009年PC秋冬モデル(1/2 ページ)
パナソニックは、9月29日にLet'snoteの2009年冬モデルを発表した。人気の「W」と「T」に代わる新シリーズが登場するほか、OSにWindows 7 Professionalをすべての新モデルで導入する。
Let'snote 2009年冬モデルの主な特徴
ラインアップ
- 新モデルにLet'snote S8とLet'snote N8が登場
- Let'snote R8とLet'snote F8はマイナーバージョンアップした新モデルが登場
- Let'snote W8、Let'note T8、Let'snote Y8は法人向けに従来モデルを継続販売
ハードウェア
- Let'snote S8とLet'snote N8は12.1型ワイド液晶ディスプレイを採用
- Let'snote S8とLet'snote N8に標準電圧版CPUを搭載
- Let'snote S8とLet'snote N8に8セルバッテリーを搭載して16時間駆動を実現
- Let'snote R8はCPUとHDDを強化
- Let'snote F8はWiMAXを標準で内蔵
ソフトウェア
- 全モデルでWindows 7 Professionalを導入
- 全モデルでWindows XP Professional SP3のダウングレードDVDが付属
- Let'snote S8、Let'snote R8、Let'snote F8にOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007(SP1)同梱モデルを用意
- マイレッツ倶楽部限定モデルで64ビット版のWindows 7 Professionalを選択可能に
ワイド、標準電圧版、16時間駆動──見た目以上に変身した新しいLet'snote
2009年冬モデルで登場した新シリーズのLet'snote S8とLet'snote N8は、それぞれ、軽量小型で人気のあったLet'snote W8、低価格のワンスピンドルノートPCとして法人需要があったLet'snote T8の後継シリーズになる。なお、Let'snote W8とLet'snote T8、そして、Let'snote Y8は法人向けとして従来モデルが継続して販売される。
Let'snote S8とLet'snote N8は12.1型ワイド液晶ディスプレイを採用し、解像度1280×800ドットを表示する。また、低価格のNetbookとの差別化を図るため、CPUに標準電圧版のCore 2 Duo P8700を搭載して処理能力を高めた。搭載するCPUのTDPが、Let'note W8、Let'snote T8より増加したにもかかわらず、8セルのバッテリーを搭載して駆動時間は16時間を実現した(JEITA 1.0測定法による)。
本体には、Let'snote W8やLet'snote T8と同様のインタフェースに加えてHDMIも用意されたほか、無線接続では、IEEE 802.11 a/b/g/n(nはドラフト2.0準拠)とWiMAXを内蔵する。
CPUとHDDを強化したR8、WiMAXを標準搭載のF8
従来シリーズでは、Let'snote R8とLet'snote F8で新モデルが登場した。Let'snote R8はCPUが超低電圧版のCore 2 Duo SU9600に、HDD容量が250Gバイトとそれぞれ強化され、Let'snote F8は、HDD容量が250Gバイトに増えたほか、WiMAXを標準で内蔵する。また、Let'snote R8は10.4型液晶ディスプレイを搭載して新モデルでは唯一、横縦比4:3を継続したほか、Let'snote F8でも、本体と一体になったハンドルを継承するなど、それぞれのモデルのキーコンセプトは2009年冬モデルでも変わってない。
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