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“Sandy Bridge”対応をうたうPCパーツが増殖中古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

Core i7-2600Kを中心に人気が過熱する“Sandy Bridge”だが、「LGA 1155対応」をうたうメモリやCPUクーラーを見かけるようになった。「LGA 1156対応でLGA 1155に非対応」ってなんだ?

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MSI独自クーラーを搭載したRadeon HD 6850カードなど

ASUSTeK「P8P67 LE」

 マザーボードの新製品は、先々週から引き続きP67とH67マザーが目立っていたが、その中でも注目を集めていたのがASUSTeKのエントリーP67マザー「P8P67 LE」だ。価格は1万7000円弱で、在庫は潤沢。PCI Express x16スロットを2基(うち1基はx4動作)搭載し、USB 3.0やSATA 3.0もサポートする。

 クレバリー1号店は「まあローエンドといってもそこそこの値段になっていますが、そのぶんUSB 3.0やeSATA端子を備えているなど、機能のバランスがとれているので、かなり実用的なモデルだと思います。グラフィックスカード1枚でメインマシンを組むなら失敗のない仕様といえますね」と評価していた。

 グラフィックスカードでは、Radeon HD 6850をオーバークロックしたMSIの「R6850 Cyclone 1GD5 PE OC」が人気だ。電源回路を増やすことで、コアとメモリクロックを標準の775MHz/4000MHzから、860MHz/4400MHzに大幅アップし、安定動作も実現している。

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 TSUKUMO eX.は「MSIはオリジナルクーラーに定評がありますが、この引き上げ幅でも安定させるのは魅力。通常モデルと比べてもそれほど高くないので、ヒットすると思います」と語る。価格は2万2000円弱だ。

 また、ノートPC向けの周辺機器として、ExpressCard /34接続のビデオキャプチャカード「HDMIEX-34」も話題を呼んでいた。HDMI入力で最大1080iの映像が取り込めるカードで、価格は1万1000円前後。某ショップは「マニュアルによると、HDCPで保護された映像も取り込めるらしいです。実際のところは不明ですが、いろいろと複雑な使い方をするお客さんがいるかもしれませんね」と話していた。

MSI「R6850 Cyclone 1GD5 PE OC」(写真=左)。テック「HDMIEX-34」(写真=右)

 なお、先週末はMSIがユーザーイベントを実施しており、PCパーツショップ密集エリアを賑わせていた。次ページでその様子をリポートしよう。

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