シンガポールで“お勧めじゃない”SIMを買っちゃった:海外プリペイドSIM導入マニュアル番外編(2/2 ページ)
もし、シンガポールにSIMロックフリーのスマートフォンを持って行くなら、定番のプリペイドSIMカードがあるんだ。あっ! それは、違うSIMカードだああ!
開通手続きで表示された「5663ドル」って、なんだ!
これで、すべての手続きは終了して、「STM Prepaid」から、データ通信サービスが利用できるようになったことを知らせるSMSが届く。そこには、購入したデータプランと、新しい「Data Ballance」が記されている。プリペイドSIMカードを利用するとき、残高をチェックするサービスが用意されていて、「Balance」という項目に金額が表記される。で、STM PrepaidのSMSには、“New Data Balance”として「$5663.00」という数値が記されていた。
いきなり、何の前触れもなくどえらい金額が示されてきた。1シンガポールドルが65円として、5663シンガポールドルは、むおおおお! さ、さ、さんじゅうろくまん、はっせんえんんっ。なんですかかあああああ! と、ホテルの客室で十数分、七転八倒したのち、「おぅ、そういえば、プリベイドSIMカードだし、クレジットカードも使っていないから、いきなり請求が来ることもあるまい」と気づくまで生きた心地がしなかったのは、恥ずかしながら実話だ。
のちのち、同じプリペイドSIMカードを購入した、ラスベガスでも助けてもらった棒君に、この件を質問したところ、「ああ、あれは利用できるデータ容量の残りですよ。$で表示されるから、最初びっくりしますけどね」ということが判明した。いやー、よかったよかった。
実際の使い勝手は、快適の一言に尽きる。屋外はもちろん、建物の中でも圏外になることはなく、地下鉄でもデータ通信が利用できる。到着直後からデータ通信をモリモリ利用したいなら、空港の両替所でプリベイドSIMカードの購入は必須! だ。
関連記事
次世代PCデータ通信特集
モバイルWiMAXや3G/HSPAの旬なPCデータ通信から、次世代通信まで「PCでデータ通信を利用するユーザー」のための情報を随時更新!ラスベガスでT-MobileのプリペイドSIMカードを探せ!
仕事で海外に行ったら、まず確保しなければならないのがネットワーク。なに? ホテルの回線があるでしょうと。甘い!めちゃくちゃ甘いなー、チミは。海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル──「タイ・バンコク」編
日本と同じように、海外でも安心して「データ定額」で利用したい──。実は、それほど手間なく、海外でも手軽に「格安な」定額モバイルインターネット環境を入手できる。今回は3Gサービスが始まったばかりのタイ・バンコクでプリペイドSIMを活用してみた。海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル──「香港」編
日本と同じように、海外でも安心して「データ定額」で利用したい──。ちょっとしたコツで、海外でも手軽に「格安な」定額モバイルインターネット環境を入手できる。今回は休暇や出張で“香港へ行く人向け”の活用方法を紹介する。海外プリペイドSIM+無線LANルータ導入マニュアル──「台湾」編
日本と同じように、海外でも安心して「データ定額」で利用したい──。ちょっとしたコツで、海外でも手軽に「格安な」定額モバイルインターネット環境を入手できる。今回は台湾・台北でプリペイドSIMカードを活用する方法を紹介する。特集:2011 International CES
Sandy BridgeもFusionもWindowsもAndroidもTabletも!どっさり出てきた新世代製品の情報はここで全見せ!ドイツのプリペイドSIMカードを身ぶり手ぶりで買ってみた
「現地からTwitterリポート挑戦します」と宣言しちゃったPC USER取材班。自分でしめた首を何とかするため、ハノーバーの携帯電話事業者ショップに突撃した。VAIO type Pとドイツを旅する
「まともに着いたためしがない」と同業者に評判のPC USER海外取材班。CeBIT取材では出国前から災難に遭遇。その危機を救ったのは「VAIO type P」だった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.