インテル初のSATA 3.0対応SSDやP67/H67マザー情報も――「自作の祭典2011」:古田雄介のアキバPickUp!(1/2 ページ)
パソコン速組みバトルや、自作PCコンテストのグランプリを決めるユーザーイベント「自作の祭典2011」をWindows 7 Mania事務局が実施。イベント内のセッションでは、インテル初のSATA 3.0対応SSDの紹介や、P67/H67マザーの動向にも触れられた。
ユニークな受賞作が続々!――「自作PCの祭典 2010」のグランプリが決定!
2月26日、Windows 7 Mania事務局主催のユーザーイベント「自作の祭典2011」がカフェソラーレ リナックスカフェ秋葉原店で開催された。今回行われたイベントでは、DOS/V POWER REPORT主催の自作PCコンテスト「Windows 7&IE9杯 自作PCの祭典2010」各部門の受賞PC発表およびグランプリへの投票と、当日参加者による「自作パソコン速組みバトル」が実施された。
同時に行われた各セッションでは、インテルの天野氏よりSATA 3.0対応SSDとIntel 6シリーズ修正チップセットの情報などが発表され、会場には自作パソコン速組みバトルへの参加希望者や、最新情報を得ようとする大勢のユーザーで終日ごった返していた。
自作PCコンテストでは、テクニカルライターの高橋敏也氏と、DOS/V POWER REPORT編集長の佐々木氏進行のもと、小学生から高校生までが参加した「PCアイディア部門賞」と「窓辺ななみ賞」の発表が行われ、続いて「Windows 7&IE9杯 自作PCの祭典2010」のグランプリ候補となる各部門からの選出PCが紹介された。
まず最初に発表されたPCアイディア部門賞は、実際にPCを製作するのではなく、「こんなPCがあったらいいな」というアイデアを評価するもの。今回受賞した小、中、高の各部門では、それぞれユニークなアイディアのPCが紹介された。
テクニカルライターの高橋氏は「小学生部門の『わるいコメントがはいってこない』とか最近の小学生は進んでるからSNSとかやったりするのかな。中学生の『脳波コントロール』っていうのもSF的で夢がある。高校生のキーボード一体型PCとか便利だけど、ありそうでないから実際にどっか作ってくれないかなぁ」と、学生らの発想の豊かさに関心していた。
また、同時に発表された窓辺ななみ賞では、同キャラクターの声優を担当している水樹奈々氏も審査に加わった7作品が発表され、受賞作1つひとつに「窓辺ななみ」が音声によるコメントをしていくという試みも行われた。
受賞作は、内部を青色でライトアップした「青色水族館パソコン」やキャラクターの外装をつかった「マスコットパソコン」などが選ばれ、その中でも特に注目を集めていたのは、ゲンドウ付き自転車氏の「オール7パソコン」だった。
ベンチマークスコアをすべて7に統一したというこだわりに対し、会場内でもため息がもれるほど。司会進行をしていた佐々木氏も「今回応募してきたものは、壁紙を窓辺ななみにしているなど微妙にアピールをしているPCもたくさんありましたが、これほどまでにこの賞を意識して作ったPCはないでしょう。パフォーマンスやデザインには目が向きやすいですが、こういったアプローチの仕方もおもしろい」とコメント。
そして、Windows 7&IE9杯 自作PCの祭典2010のグランプリは、事前に各部門を受賞した作品の中から会場投票により選出された。投票総数214の中から選ばれたPCは、グランプリ候補の中でも特に異彩を放っていたバカPC&痛PC部門のみかん氏制作「壊れたファンヒータを修理してみた」だった。同作品の受賞について、高橋氏は「とうとうきたって感じだね。ヒーターらしく前方排気にしてあったり、中で燃焼しているようにみせるため青色LEDをつけたり、本当によく細部までこだわってる。バカPCここに極まれりだ」と絶賛していた。
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