レビュー

「Eee Slate EP121」はWindows 7タブレットの本命かULV Core i5でサクサク動く(3/4 ページ)

iPadやAndroidもいいけど、Windows 7の高機能とタブレットの使い勝手をうまく両立できないのか、と考える人は少なくないだろう。だったら、「Eee Slate EP121」に注目だ。

※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

マルチタッチ+ペン入力も可能な広視野角ディスプレイ

 液晶ディスプレイのサイズは12.1型ワイド、画面の表示解像度は1280×800ドットに対応している。白色LEDバックライトを内蔵し、液晶パネルはIPS(In Plane Switching)系のFFS(Fringe Field Switching)方式による広視野角パネルを採用している。実際にも視野角の広さは感じられ、持つ角度が変わっても見やすかった。輝度も十分高く、鮮やかな表示だ。表面は光沢仕上げのため、画面が点灯していないときや暗い色を表示させているときなどは、映り込みが目立つ。

 画面表示は内蔵センサーによる自動回転機能に対応しており、本体の向きを変えれば、自動的に画面表示方向も切り替わる。回転を検出した後にブラックアウトして切り替わるので、合わせて2~3秒のラグがあるが、ストレスを感じるほどではない。誤検出を防ぐためのロックスイッチも電源ボタンの脇に用意されている。

1280×800ドット表示の12.1型ワイド液晶を採用(写真=左)。本体の向きによって、表示方向は自動で切り替わり、縦位置表示でも利用できる(写真=右)

 タッチパネル部にはワコムの「Wacom Feel IT Technologies」を採用。静電容量方式と電磁誘導方式のデジタイザを搭載しており、2本指によるマルチタッチでもスタイラスペンのタッチでも操作が可能だ。スタイラスペンによる入力は、筆圧検知にも対応している。ペイントソフトのArtRage 3.0 Studioがプリインストールされており、ペンを使っての描画操作が買ってすぐ体験できるのが楽しい。

advertisement

 標準では指でのタッチ操作がしやすいようになっており、文字の大きさが「中」に設定されている(Windows 7標準では「小」)。この状態であれば、ウインドウの最小化や閉じるなどのボタンも小さすぎることなく、指での操作にほとんど支障がない。

 Core i5やSSDを搭載しているためか操作のレスポンスもよく、使い勝手はとてもよいと感じた。AtomベースのタブレットPCで感じるようなもどかしさは一切ない。筆圧検知については、専用の液晶ペンタブレットほど高精度な描画操作や反応は望めないが、ちょっとしたイラストを描く程度なら十分使えるだろう。

Webページや電子書籍の閲覧は、横位置でも縦位置でも、指でのタッチ操作で直感的に行える(写真=左/中央)。スタイラスペンを使えば、細かい操作がしやすいほか、ペイントツールの「ArtRage 3.0 Studio」などで筆圧検知による手書きも可能だ(写真=右)
ArtRage 3.0 Studioは、筆でキャンバスに絵を描くような感覚でお絵かきが楽しめるほか、写真などを下絵として模写できるトレース機能がある(画像=左/中央)。指でも操作しやすいインタフェースを持つ設定ツールの「ControlDeck」では、輝度、音量、ワイヤレス機能などを設定できる(画像=右)

 以下に、スリープからの起動、Webページのタッチ操作、電子書籍リーダーのBookLive! Readerを使ったコミック表示(回転)、ペイントツールのArtRage 3.0 Studioによる描画の様子を動画におさめた。撮影しながら少々無理な体勢で操作したため、何度かミスタッチしている部分もあるが、タッチ操作がサクサク行えることが分かる。

AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も
  2. 片手で持てる55万円の超ハイスペックミニPC「MINIX ER939-AI」が登場! 夏向け冷却台の新製品も
  3. 「実は社長を狙ってました(笑)」──元日本MS幹部が語るグーグル・クラウドへ移籍した理由と「伸び代しかない」日本のAI市場の今後
  4. デスクワークの疲労を“電動ストレッチ”でリセット 座面にファンを内蔵した次世代ワークチェア「Omni Pro」や大柄な人向け専用モデルがLiberNovoから
  5. 鉄道運転シミュレーターが楽しくなる! 「ズイキマスコンPRO」(クラファン版)を買って使ってみた
  6. スマートウォッチとの“2台持ち”がはかどる! 約12gで画面レスの「Google Fitbit Air」とパーソナルAIコーチの実力を試す
  7. 6台の機器を同時に急速充電できる「Anker Charger (112W, 6 Ports, GaN)」がセールで20%オフの3990円に
  8. 所有しているのに、手元にないように感じる不思議さ ミニスパコン「NVIDIA DGX Spark」と過ごした1カ月
  9. ロジクール、エルゴデザイン筐体を採用したスタンダードワイヤレスマウス
  10. 一部PCでWindows 11(バージョン 24H2/25H2)で5月のセキュリティ更新をインストールできない事象 今後の更新で解消予定(暫定回避策あり)