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» 2011年04月18日 15時30分 公開

ULV Core i5でサクサク動く:「Eee Slate EP121」はWindows 7タブレットの本命か (3/4)

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

マルチタッチ+ペン入力も可能な広視野角ディスプレイ

 液晶ディスプレイのサイズは12.1型ワイド、画面の表示解像度は1280×800ドットに対応している。白色LEDバックライトを内蔵し、液晶パネルはIPS(In Plane Switching)系のFFS(Fringe Field Switching)方式による広視野角パネルを採用している。実際にも視野角の広さは感じられ、持つ角度が変わっても見やすかった。輝度も十分高く、鮮やかな表示だ。表面は光沢仕上げのため、画面が点灯していないときや暗い色を表示させているときなどは、映り込みが目立つ。

 画面表示は内蔵センサーによる自動回転機能に対応しており、本体の向きを変えれば、自動的に画面表示方向も切り替わる。回転を検出した後にブラックアウトして切り替わるので、合わせて2〜3秒のラグがあるが、ストレスを感じるほどではない。誤検出を防ぐためのロックスイッチも電源ボタンの脇に用意されている。

1280×800ドット表示の12.1型ワイド液晶を採用(写真=左)。本体の向きによって、表示方向は自動で切り替わり、縦位置表示でも利用できる(写真=右)

 タッチパネル部にはワコムの「Wacom Feel IT Technologies」を採用。静電容量方式と電磁誘導方式のデジタイザを搭載しており、2本指によるマルチタッチでもスタイラスペンのタッチでも操作が可能だ。スタイラスペンによる入力は、筆圧検知にも対応している。ペイントソフトのArtRage 3.0 Studioがプリインストールされており、ペンを使っての描画操作が買ってすぐ体験できるのが楽しい。

 標準では指でのタッチ操作がしやすいようになっており、文字の大きさが「中」に設定されている(Windows 7標準では「小」)。この状態であれば、ウインドウの最小化や閉じるなどのボタンも小さすぎることなく、指での操作にほとんど支障がない。

 Core i5やSSDを搭載しているためか操作のレスポンスもよく、使い勝手はとてもよいと感じた。AtomベースのタブレットPCで感じるようなもどかしさは一切ない。筆圧検知については、専用の液晶ペンタブレットほど高精度な描画操作や反応は望めないが、ちょっとしたイラストを描く程度なら十分使えるだろう。

Webページや電子書籍の閲覧は、横位置でも縦位置でも、指でのタッチ操作で直感的に行える(写真=左/中央)。スタイラスペンを使えば、細かい操作がしやすいほか、ペイントツールの「ArtRage 3.0 Studio」などで筆圧検知による手書きも可能だ(写真=右)

ArtRage 3.0 Studioは、筆でキャンバスに絵を描くような感覚でお絵かきが楽しめるほか、写真などを下絵として模写できるトレース機能がある(画像=左/中央)。指でも操作しやすいインタフェースを持つ設定ツールの「ControlDeck」では、輝度、音量、ワイヤレス機能などを設定できる(画像=右)

 以下に、スリープからの起動、Webページのタッチ操作、電子書籍リーダーのBookLive! Readerを使ったコミック表示(回転)、ペイントツールのArtRage 3.0 Studioによる描画の様子を動画におさめた。撮影しながら少々無理な体勢で操作したため、何度かミスタッチしている部分もあるが、タッチ操作がサクサク行えることが分かる。

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