Xi+1.5GHzデュアルコアでさらにサクサクなAndroidに――「GALAXY S II LTE SC-03D」:NEXTシリーズ
その高いスペックで日本のAndroid市場を席巻したGALAXY Sシリーズが「Xi」でさらに高速化。ドコモのLTEサービスに対応した「GALAXY S II LTE SC-03D」は、1.5GHzのデュアルコアプロセッサも搭載するなど、さらなる高性能化を果たした。
NTTドコモのSamsung電子製「GALAXY S II LTE SC-03D」は、ドコモの次世代高速通信サービス「Xi(クロッシィ)」に対応するハイスペックなAndroidスマートフォン。韓国で9月26日に発売されたGALAXY S II LTEの国内向けモデルだ。
搭載OSはAndroid 2.3と前モデルの「GALAXY S II SC-02C」と変わらず、ディスプレイもSamsung電子独自の有機EL「Super AMOLED Plus」を採用するが、サイズは4.5インチと大型化。解像度は480×800ピクセルのフルワイドVGAだ。
Xi接続した際には、下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部の屋内施設では下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)の高速通信が可能で、それ以外の場所でもFOMA網を使った下り14Mbps/上り最大5.7MbpsのHSDPA/HSUPA通信が行える。Xi端末として初めて音声通話に対応し、テザリング機能も利用可能。Wi-Fi機能では5GHz帯やデュアルチャンネルにも対応する。
CPUは、米Qualcommのデュアルコアプロセッサ「APQ8060」(1.5GHz)を搭載し、LTE通信と合わせて極めて高い処理速度を誇る。カメラは、アウトカメラが810万画素、インカメラが200万画素。バッテリーは1850mAhと大容量なのも特徴だ。そのほか、緊急地震速報(エリアメール)、HDMI経由のミラーリング出力、日本語入力のSwype方式の日本語入力にも対応する。
機種名 | GALAXY S II LTE SC-03D |
---|---|
OS | Android 2.3 |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約69×130×9.5ミリ |
重さ | 約130グラム |
連続通話時間 | 3G:約350分、GSM:約360分 |
連続待受時間 | 未定 |
アウトカメラ | 有効810万画素CMOS |
インカメラ | 有効200万画素CMOS |
外部メモリ | microSDHC(最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.5インチ ワイドVGA(480×800ピクセル) Super AMOLED Plus |
サブディスプレイ | - |
主な機能 | HSDPA/HSUPA(下り14Mbps/上り最大5.7Mbps)、GPS、Wi-Fi(802.11b/g/n)、テザリング、Bluetooth 3.0、spモード、緊急地震速報(エリアメール)、DLNA ほか |
ボディカラー | Dark Gray |
発売日 | 11月~12月発売予定 |
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