ニュース
「Outlook.com」でWindows 8を先行体験:いまなら、アカウントけっこう選べます(3/3 ページ)
日本マイクロソフトは、米で7月31日(現地時間)に発表した「Outlook.com」に関する説明会を開き、同サービスの概要と機能を明らかにした。
SkyDriveがデフォルトでバックアップに
SkyDriveの利用が進んでいるのも、Outlook.comの特徴だ。例えば、添付ファイルを相手にメールする場合、そのままメール本文に添付するのではなく、当該ファイルをSkyDrive上に自動アップロードし、そのリンクを貼付して送信する。Officeのドキュメントファイルならば、受信先が当該リンクをクリックすることで、Webブラウザでビューアが開き、さらに、Officeアプリケーションなしでも編集が可能になる。受信先が該当するバージョンのMicrosoft Officeを持っているか、あるいはそもそもWindows OSを使っているのかを気にせず、Officeのドキュメントファイルを送信できるメリットがある。
写真であれば、サムネイルを自動で生成し、HTMLメール形式で本文中でサムネイルを確認できる状態でメールを送信して、相手がそれをクリックするとSkyDrive上のフォトアルバムが開く。安達氏によれば、「SkyDriveにアップロードするという作業がワンクッションあると、それだけで使うことを躊躇する人が多い」とのことで、初心者であっても抵抗なく利用できる仕組みを模索した結果と説明している。
関連記事
「Windows 8は従来型のPCでも使いやすい」と確信するマイクロソフト
Windows 8がタッチパネルに最適化されているのはよく分かったが、今使っているノートPCやデスクトップPCでも便利に使えるのか? Windows 8の企画・開発に携わるプログラムマネージャーに疑問をぶつけてみた。日本マイクロソフト、「次期 Microsoft Office」の概要を紹介
シンプル、かつ、多機能な画面デザイン、そして、新しい“リングメニュー”など、無償配布を開始したプレビュー版で、その姿と機能が明らかになった。「Windows 8の普及が最優先」――日本マイクロソフト、新年度の経営方針を発表
日本マイクロソフトが、新事業年度の経営方針を説明。ソリューション事業やクラウド関連事業とともに、Windows 8の普及に注力するとアピールした。Microsoft、アムステルダムでWindows 8を全力訴求
Windows 8開発のゴールは近いと実感しつつある6月27日(現地時間)、MicrosoftはオランダでWindows 8の機能をすべて紹介する「Exploring Windows 8」を開催した。速報! Windows 8 Release Previewを緊急インストール
日本時間の6月1日に「Windows 8 Release Preview」(W8RP)が公開された。「Release Candidate」(RC版)と呼ばれる製品完成前の最後のリリースとなるバージョンだ。ここでは、速報として、W8RP入手からインストールまでを紹介しよう。Windows 8の一歩は「Mail」から
“Developer Preview”からの変更点を中心に“Consumer Preview”を解説してきたこの連載。今回は「標準搭載アプリ群」「Windows Store」を紹介していこう。Windows 8 Consumer Previewで使いやすくなった基本操作をさらう
Windows 8 Consumer Preview(W8CP)がリリースされて2カ月以上。W8CPで「Windows 8」の総ざらいをして、「Windows 8 Release Preview」の登場を迎え撃つぞ!
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.