Google、10インチタブレット「Nexus 10」を11月13日に発売――2560×1600ドット表示で300ppi:iPadを超える解像度
グーグルが「Nexus 7」に続き、10インチサイズのタブレット「Nexus 10」を投入する。10.055インチのディスプレイは2560×1600ドット表示に対応しており、画素密度は300ppiとiPadのRetinaディスプレイを超える。
グーグルから“世界最高”の解像度を誇るタブレット登場
グーグルはAndroid 4.2を搭載する10インチタブレット「Nexus 10」を発表した。価格は16Gバイトモデルが3万6800円(税込み、以下同)で、32Gバイトモデルが4万4800円。Google Playでは、2012年11月13日に販売を開始すると記載している。
本製品は、10.055インチで2560×1600ドットという高解像度ディスプレイを特徴とする、サムスン製のタブレット端末だ。画素密度は約300ppi(pixel per inch:1インチあたりのピクセル数)と、第4世代iPadの画素密度(2048×1536ドット、264ppi)を超える。ディスプレイはCorning Gorilla Glass 2で覆われており、耐衝撃性も確保した。
主なスペックは、CPUがデュアルコアのCortex-A15(1.7GHz)、メモリは2Gバイト、ストレージが16Gバイトまたは32Gバイトとなる。インタフェースは、Micro USB×1、Micro HDMI、ヘッドフォン/マイク入出力(3.5ミリピンジャック)、アウト500万/イン190万画素のWebカメラなどを備えた。無線接続はMIMO対応IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetoothのほか、NFCを利用可能だ。3G接続には対応しない。センサー類は、GPS/電子コンパス/加速度/ジャイロ/照度センサーなどを内蔵する。
本体サイズは263.9(幅)×177.6(高さ)×8.9(厚さ)ミリ、重量は約603グラム。バッテリーはリチウムポリマーで、容量は9000ミリアンペアアワーだ。
関連キーワード
Google | Nexus 10 | Android 4.2 | Cortex | Google Play | ゴリラガラス | MIMO(Multiple Input Multiple Output) | NFC(Near Field Communication) | Samsung
関連記事
Nexus 7の32Gバイトモデルが登場、価格は2万4800円
グーグルの7インチタブレット「Nexus 7」の32Gバイトモデルが発表された。気になる価格は、16Gバイトモデルより5000円高い2万4800円だ。スマホとはっきり違う、7型タブレットのベンチマーク機──「Nexus 7」詳細検証
PCや10型クラスより軽量、スマホより大画面で扱いやすい──タブレットの新スタンダードとして「7型サイズ」が注目されている。その中でも1万9800円という驚きの価格で販売される「Nexus 7」はどうか。機能と使い勝手、そして“お得価格で入手する”方法を考察する。ニフティ、Nexus 7を割安価格で購入できる「@nifty WiMAXスタートキャンペーン」
WiMAXサービスの加入で、ルータ+Nexux 7を割安価格で入手できるキャンペーンが始まった。「@nifty WiMAX」で実施する。キャンペーン期間は2012年10月31日まで。Googleの最新OS×クラウドの“パーフェクトなデバイス”――「Nexus 7」が日本上陸
Android 4.1を搭載したリファレンスモデル「Nexus 7」の日本発売がアナウンスされた。発表会ではGoogle 会長のエリック・シュミット氏が日本市場のスマホ普及や利用動向について言及。同社が日本市場を重要視する姿勢が垣間見えた。Googleの7インチタブレット「Nexus 7」、日本でも1万9800円で販売
グーグルが、7インチディスプレイ搭載のAndroidタブレット「Nexus 7」を日本国内でも販売する発表した。16Gバイト版の価格は1万9800円。8Gバイト版は販売しない。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.