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「VAIO Pro 11」「VAIO Pro 13」徹底検証(前編)――ソニーがHaswellで実現した“世界最軽量”タッチ対応UltrabookVAIO Z/VAIO Tとの比較も(3/6 ページ)

片や11.6型、約770グラムで約11時間駆動。片や13.3型、約1060グラムで約13時間駆動。いずれも液晶はIPSでフルHD表示、タッチ対応モデルもある。思わず「こんなPCが欲しかった!」と狂喜乱舞したくなる最新VAIOノートの実力を検証しよう。

VAIO Pro 13/11、VAIO Z、VAIO Tシリーズ13/11を見比べる

 以下にVAIO Pro 13とVAIO Pro 11、そして既存のVAIOモバイルノートPCを並べて、サイズや重量の違いを比べてみた。

13型/11型クラスのVAIOノート比較
製品名 画面サイズ タッチパネル 奥行き 高さ 公称重量 実測重量
VAIO Pro 13 (SVP13219CJB・S) 13.3型ワイド 搭載 322ミリ 216ミリ 12.8~17.2ミリ 約1060グラム 1057グラム
VAIO Pro 13 (SVP1321A1J) 13.3型ワイド 322ミリ 216ミリ 11.3~15.8ミリ 約940グラム 未計測 (見入手)
VAIO Pro 11 (SVP11219CJB・S) 11.6型ワイド 搭載 285ミリ 197ミリ 13.2~17.2ミリ 約870グラム 871グラム
VAIO Pro 11 (SVP11218CJBI ) 11.6型ワイド 285ミリ 197ミリ 11.8~15.8ミリ 約770グラム 765グラム
VAIO Z (SVZ13119FJB) 13.1型ワイド 330ミリ 210ミリ 16.65ミリ 約1170グラム 1165グラム
VAIO Tシリーズ13 (SVT13139CJS) 13.3型ワイド 搭載 323ミリ 226ミリ 19ミリ 約1700グラム 1668グラム
VAIO Tシリーズ11 (SVT11139CJS ) 11.6型ワイド 297ミリ 214.5ミリ 17.8ミリ 約1400グラム 1394グラム
※記事初出時、VAIO Pro 11の仕様に一部誤記がありました。おわびして訂正いたします(2013年6月14日12時)
13.3型のVAIO Pro 13(左)と11.6型のVAIO Pro 11(右)。タッチパネル搭載機で比較した場合、VAIO Pro 13は322(幅)×216(奥行き)×12.8~17.2(高さ)ミリで約1060グラム、VAIO Pro 11は285(幅)×197(奥行き)×13.2~17.2(高さ)ミリで約870グラムだ。13型クラスのタッチ対応Ultrabookでは薄型軽量なVAIO Pro 13だが、画面サイズが小さいVAIO Pro 11はさらに薄くて軽い。タッチパネルなしの構成では、どちらも最厚部が15.8ミリまで薄くなり、重量はVAIO Pro 13が約940グラム、VAIO Pro 11が約770グラムまで軽くなる
13.3型のVAIO Pro 13(左)と13.1型のVAIO Z(右)。VAIO Z(SVZ13119FJB)は330(幅)×210(奥行き)×16.65(高さ)ミリで約1170グラムだ。画面サイズはVAIO Zがわずかに小さい。VAIO Pro 13はタッチパネルを搭載することもあり、VAIO Zより最厚部が0.55ミリ厚く、6ミリ奥行きが長いが、横幅は8ミリも短くなっている。実際は最厚部ではわずかに厚いものの、手前が薄いため、全体としては薄く見える。重量はVAIO Pro 13のほうがタッチパネル搭載の構成でも約110グラム軽く、実際に持ってみても差を感じる
13.3型のVAIO Pro 13(左)と13.3型のVAIO Tシリーズ13(右)。VAIO Tシリーズ13(SVT13139CJS)は323(幅)×226(奥行き)×19(高さ)ミリで約1700グラムだ。どちらもタッチパネル付きの13.3型ワイド液晶を搭載したUltrabookだが、VAIO Pro 13のほうが小さく、薄く、軽い。特に重量はタッチパネル搭載の構成で約640グラムも軽く、500ミリリットルのペットボトル1本ぶんを大きく超える差がある
13.3型のVAIO Pro 13(左)と11.6型のVAIO Tシリーズ11(右)。VAIO Tシリーズ11(SVT11139CJS)は297(幅)×214.5(奥行き)×17.8(高さ)ミリで約1400グラム。画面サイズが大きなVAIO Pro 13のほうが横幅は長いものの、奥行きはほとんど変わらず、タッチパネルを搭載していながら薄く仕上がっている。重量も約340グラム軽い
11.6型のVAIO Pro 11(左)と13.1型のVAIO Z(右)。タッチパネルを搭載した構成では、最厚部でVAIO Zのほうがわずかに薄いが、VAIO Pro 11は画面サイズのぶん横幅と奥行きが短く、重量も約300グラム軽い
11.6型のVAIO Pro 11(左)と11.6型のVAIO Tシリーズ11(右)。同じ11.6型ワイド液晶を搭載したUltrabookだが、画面サイズが違うかのようなサイズ感の差がある。VAIO Pro 11はタッチパネルを搭載した構成でも最厚部で0.6ミリ薄く、約530グラムも軽い。持ち比べてみると、あまりの重さの違いに驚かされる

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