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東芝、7ミリ厚の薄型デザインを実現したハイブリッドドライブを開発
東芝は、NANDフラッシュメモリを搭載した薄型設計のハイブリッドドライブを開発、サンプル出荷を開始する。
東芝は6月20日、NANDフラッシュメモリを搭載した薄型設計のハイブリッドドライブ計2製品「MQ01ABF050H」「MQ01ABF032H」を製品化したと発表した。6月28日よりサンプル出荷を開始する。
キャッシュメモリとして容量8GバイトのNANDフラッシュメモリを搭載したハイブリッド型のHDDで、今回のモデルではプラッタを1枚構成としたことで厚さ7ミリの薄型筐体を実現した。性能面では、最新のキャッシングアルゴリズムの採用したことで従来型HDDに比べ約4倍のリード/ライト高速化を実現した、としている。
容量はMQ01ABF050Hが500Gバイト、MQ01ABF032Hが320Gバイトで、ともにSATA 3.0接続に対応した。本体サイズは69.85(幅)×100(奥行き)×7(高さ)ミリ、重量は90グラム。
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なお、販売はおもにOEM向けなどを想定しているが、未定ながらも将来的には一般リテール向け販売も検討中としている。
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