レビュー

第23回 2560×1440解像度スゴイ……格段に作業効率が上がる「超高解像度ディスプレイ」LaVie Z&LaVie G タイプZロードテスト

ウルトラ軽量に加え、「超高解像度ディスプレイ」もLaVie Z(IGZOモデル)の魅力だ。今回はこのディスプレイの使い勝手と応用方法を考えてみた。

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格段に作業効率が上がる「超高解像度ディスプレイ」

導入した「LaVie GタイプZ(IGZOモデル)」。直販サイト「NEC Direct」価格は13万2300円からと、店頭モデルより低価格。さらにOSのエディション(8.1 Pro)、CPU(Core i5/Core i7)、SSD容量(最大256Gバイト)、Microsoft Officeの有無とエディションが選べる構成カスタマイズにも対応する。例えば筆者は上位構成としながらOfficeはパッケージ版を所持しているので不要とすることで、同構成の店頭モデルより少し安い価格帯で導入できた

 うーん。改めてほれぼれする軽さである。

 もう1つ、LaVie Z(IGZOモデル)の魅力は、13.3型で2560×2440ドット表示に対応する超高解像度ディスプレイだ。当然、この高い解像度を生かし、デスクトップ領域を広く使えることが機動力を高める上で大いにプラスになる。

 単体でWebブラウザを開いて閲覧する、Microsoft Officeの文書を作成するといった程度であれば標準的な1366×768ドットで構わない。ただ、ウインドウを何枚も開き、アレコレと複合作業を並列して行う業務シーンとなれば、ウインドウを重ねずに表示できるデスクトップ領域が広さにより格段に作業性が上がる。

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 こちら、1366×768ドット表示だった前PCの環境を比べると、セカンドディスプレイとして接続していた27型クラスの液晶ディスプレイと同等の作業性を確保できる感覚だ。もちろんセカンドディスプレイはこのまま併用するので、デスクトップ領域がさらに広大になることは言うまでもない。

 ただ、13.3型サイズのLaVie Zに27型ディスプレイクラスの表示を行うとなると、相対的に文字サイズが小さくなるので視認性は確かに変わる(たいていは細かすぎることになる)。この点、Windows 8.1では、アイコンやテキストの表示の大きさ(表示DPI設定)を複数段階に(初期値は特大:200%)設定でき、かつセカンドディスプレイも使用するシーンのため表示するディスプレイ個別に設定できるので、文字サイズとデスクトップ領域をうまくバランスさせた設定を自身でみつけてみてほしい。

表示を最小のDPI 100%に設定する(最も細かくする)と、2560×1440ドットの超高解像度ディスプレイの細かさとスゴさを実感できる表示になる(画面=左) ただ、このままではなかなか細かすぎて視認性は落ちる。このため、標準はDPI 200%に設定されている。これでもいいが、デスクトップ領域を確保しつつも文字の視認性を高めるため……表示アイコンや文字サイズのみ大きく表示するよう設定することも可能だ(画面=右)
同様にInternet Explorerの文字サイズも初期状態で200%拡大する設定になっている(画面=左)。これを100%の表示に設定にすると、表示される範囲はずばっと広くなる。が、文字は小さくなる。こちらはこのままの設定で、Webサイトの表示文字サイズをちょっと大きめに調整するとよいかもしれない。この設定方法はIE以外のブラウザでも基本的に有効だ(画面=右)

 ともあれ、大量の情報をズバッと1度に表示できる作業性を実感すると……あぁLaVie Zはいいね~、超高解像度ばんざいと毎回思えるわけである。

 (続く)

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