うーん。改めてほれぼれする軽さである。
もう1つ、LaVie Z(IGZOモデル)の魅力は、13.3型で2560×2440ドット表示に対応する超高解像度ディスプレイだ。当然、この高い解像度を生かし、デスクトップ領域を広く使えることが機動力を高める上で大いにプラスになる。
単体でWebブラウザを開いて閲覧する、Microsoft Officeの文書を作成するといった程度であれば標準的な1366×768ドットで構わない。ただ、ウインドウを何枚も開き、アレコレと複合作業を並列して行う業務シーンとなれば、ウインドウを重ねずに表示できるデスクトップ領域が広さにより格段に作業性が上がる。
こちら、1366×768ドット表示だった前PCの環境を比べると、セカンドディスプレイとして接続していた27型クラスの液晶ディスプレイと同等の作業性を確保できる感覚だ。もちろんセカンドディスプレイはこのまま併用するので、デスクトップ領域がさらに広大になることは言うまでもない。
ただ、13.3型サイズのLaVie Zに27型ディスプレイクラスの表示を行うとなると、相対的に文字サイズが小さくなるので視認性は確かに変わる(たいていは細かすぎることになる)。この点、Windows 8.1では、アイコンやテキストの表示の大きさ(表示DPI設定)を複数段階に(初期値は特大:200%)設定でき、かつセカンドディスプレイも使用するシーンのため表示するディスプレイ個別に設定できるので、文字サイズとデスクトップ領域をうまくバランスさせた設定を自身でみつけてみてほしい。
ともあれ、大量の情報をズバッと1度に表示できる作業性を実感すると……あぁLaVie Zはいいね〜、超高解像度ばんざいと毎回思えるわけである。
(続く)
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