Intelは3月11日(米国太平洋夏時間)、デスクトップPC向け新型CPU「Core Ultra 200S Plusプロセッサ」を発表した。米国では3月26日の発売を予定しており、リテールパッケージ版の想定価格は以下の通りとなる。
Core Ultra 200S Plusプロセッサは、2024年10月に発表された「Core Ultra 200Sプロセッサ」(開発コード名:Arrow Lake-S)のアンロック版をリニューアルした製品だ。Intelによると“Plus”という名称は「エンスージアスト向けに押し進められた未来」を示しているという。
今回のCore Ultra 200S Plusプロセッサでは、具体的に以下の改良を行うことでパフォーマンスを改善した。
加えて、本CPUでは新たに「Intel Binary Optimization Tool」に対応する。その名の通り、ゲームプログラムのバイナリを“最適化”する機能で、過去世代を含む他のCPUに最適化されていたとしてもIPC(クロック当たりの実行命令数)を高められるとIntelは説明している。ただし、この最適化に対応するゲームは限定されるという。
新CPU,Core Ultra 200S/Core Ultra 200S Plusプロセッサ向けの「Intel 800シリーズ」チップセットを搭載するマザーボードは、さらに12製品が登場する予定だという。その中には、Core Ultra 200S Plusプロセッサとの組み合わせで4R CUDIMMを利用できるものも含まれるという
Intel Binary Optimization Toolの稼働イメージ。アプリが過去世代を含む他のCPUに最適化されていたとしても、Core Ultra 200S Plusプロセッサに最適な状態で実行できるようにすることでパフォーマンスの“底上げ”を行える先に挙げた通り、Core Ultra 200S Plusプロセッサは「Core Ultra 5 250K Plus」と「Core Ultra 7 270K Plus」の2製品のみとなる。いずれも、ベースCPUからEコアが4基増えている。
上位モデルの「Core Ultra 7 270K Plus」は、従来の同等品である「Core Ultra 7 265K」比で平均15%のゲーミングパフォーマンス向上を見込めるという(Binary Optimization Toolを適用できる場合)
下位モデルの「Core Ultra 5 250K Plus」は、従来の同等品である「Core Ultra 5 245K」比で平均13%のゲーミングパフォーマンス向上を見込めるという(Binary Optimization Toolを適用できる場合)
「Core Ultra 200Sプロセッサ」のパフォーマンスが安定しない? Intelが原因と対策を公表
Intelの新型「Core Ultra 200Sプロセッサ」は何がすごい? 試して分かった設計方針の成果と限界
IntelがNPUを統合したデスクトップ向け「Core Ultra 200Sプロセッサ」を発表 アンロック版は米国で10月24日発売
Intelが「Core Ultraプロセッサ(シリーズ2)」のラインアップを一気に拡大 ノートPC向けを中心にデスクトップPC向けや組み込み用も
Intel、「Core Ultra 7 265K/KF」の値下げを発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.