第6回 LaVie GタイプZの通信手段とポート数を考察するZ!LaVie Z&LaVie G タイプZロードテスト(1/2 ページ)

» 2012年10月12日 10時00分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]

LaVie GタイプZのモバイル通信はどうする?

photo LaVie Z(LaVie G タイプZ カスタマイズモデル)

 最初にお断りしておくが、筆者としては、Z(ゼ〜ット!)は、ももいろクローバーZではなく、水木一郎アニキのマジンガーZをイメージして書いている。スペシャルな新素材「マグネシウムリチウム合金」を軸に徹底軽量化したLaVie GタイプZ(LaVie Z)の無双の軽さは、やはり超合金Zを装甲に使用したマジンガーZに通じるものがあるというこだわりによるものである。いえ、どうぞ好きにイメージしていただいて構いませんけれどね。

 さて、モバイル環境で利用するモバイルノートPCに欠かせないもの。それは通信手段だ。

 LaVie GタイプZの通信機能は、無線LAN(IEEE802.11a/b/g/n)とBluetoothが装備されている。WiMAXやLTE(または3G)の内蔵オプションは用意されず、そこを残念と思う人も多い。ただ、筆者はこれを特にマイナスと感じていない。

 というのも、筆者はほかノートPCやタブレット、スマートフォンなどモバイル機器を複数すでに所持しており、その時の気分や目的よって使い分けるため、テザリングが可能なLTEスマートフォン(NTTドコモ「GALAXY S III(SC-06D)」)とUSB接続のWiMAXアダプタ(アイ・オー・データ機器「WMX2-U01」)を活用している。このため、PCには無線LANが内蔵されてさえいればよく、その分安価に・少しでも軽量になるならよい。


photophoto 普段のPC用モバイルデータ通信は、ほとんどスマートフォンのテザリング機能だけで済ませている。使っているのは、NTTドコモのXiスマートフォン「GALAXY S III(SC-06D)」である。Xiは利用データ量が7Gバイトを超えた場合、その月の月末まで通信速度が送受信時最大128kbpsになるという制限があるのだが、筆者の使い方では多い時でも2Gバイトも行かない。無意味に動画をガンガン見たりしなければそんなもんである

 ちなみに、スマートフォンは定額料金プラン(Xiデータプラン フラットにねん)にしているので平時はXiテザリングにて、WiMAXはガッツリ使う時だけ1日契約(UQ 1Dayなど)を利用するというやり方で使い分けている。

 筆者の場合、PC専用の高速データ通信を必要とする場面は月に数回程度しかない(それ以外はほとんどスマートフォン、あるいは無線LANがあれば済む)。普段はスマホの通信を併用、がっつりPCの日はWiMAXをとするスタイルなので、この使い分けが合っている。WiMAXの1dayプランは料金も安い(@nifty WiMAX 1Dayでは税込み598.5円/24時間、UQ WiMAXは同600円/24時間)ので、似たような業務スタイルの方にはお勧めである。

photo PCでガッツリ、より高速に通信したい日は、USB接続のWiMAXモデムでWiMAXの1Dayプランを利用するようにしている

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