導入した「LaVie GタイプZ(IGZOモデル)」。直販サイト「NEC Direct」価格は13万2300円からと、店頭モデルより低価格。さらにOSのエディション(8.1 Pro)、CPU(Core i5/Core i7)、SSD容量(最大256Gバイト)、Microsoft Officeの有無とエディションが選べる構成カスタマイズにも対応する。例えば筆者は上位構成としながらOfficeはパッケージ版を所持しているので不要とすることで、同構成の店頭モデルより少し安い価格帯で導入できたうーん。改めてほれぼれする軽さである。
新たに導入した「LaVie Z(Webモデル:LaVie G タイプZ)」とともに、2014年1月に米国・ラスベガスで開催された国際家電展示会 International CES 2014を取材した。筆者にとっては2013年に続いて2回目の取材だったが、昨年2013年とは違い、今回は取材装備の身軽さが決定的に違ったのであった。
バッグを手にして無意識に出る“よっこらしょ”のかけ声、移動時(とくに終盤)に肩へのしかかる“グッ”と感が……あれ、今回はない。「疲れないこと」。それは仕事の意欲を維持するのに極めて重要なことと改めて実感したのであった。
Pacsafe「Camsafe venture V16」とLaVie Z。LaVie Zはスリムボディなので、このような小型バッグでもスムーズに出し入れできる。また、閉じた状態でも電源LEDが視認できるデザインになっているので、バッグにしまう際に念のためきちんとスリープ状態になったかを確認できるのもよいさて、筆者は海外取材用としてノートPCも収容できるワンショルダー型カメラバッグ Pacsafe「Camsafe venture V16」を愛用している。ファスナーをロックできるなど盗難対策に役立つ安心機能を軸に、カメラ本体と交換レンズ、ICレコーダー、手帳、スマートフォン、タブレット、PC、筆記用具といった、取材に必要なアイテムをギュッとまとめてコンパクトに持ち運べるバッグだ。ただ、その小型さゆえに、PCを収納する背面ポケットにはほとんどマチがなく、厚みのあるノートPCでは“突っ張って”しまってファスナーの開閉に苦労することがある。実際、厚さ20ミリほどの前PCでは、出し入れのたびに半ば強引に開け閉めしていた次第である。
で、厚さ14.9ミリでフラットボディのLaVie Zはどうか。これが極めてスッと開閉できるようになる。数値としては5ミリほどの差だが、上面、底面に余計な突起類がないフラットな造形であることも寄与している。このバッグとの相性はバツグンだ。
LaVie Zの導入により、軽い→(疲れない)→機動性が高まる→(でも疲れない)→仕事の意欲を維持→(それでも疲れない)→よい仕事ができるという流れが自然にできあがる。この感覚、かなり昔、メインPC環境をデスクトップPCからノートPCに切り替えた時を思い出したほど。LaVie Zの“超軽・薄型”な仕様はここまでワークスタイルを変化させる実力を持っているわけだ。
(続く)
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