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Windows 10でXbox Oneのストリームプレイが可能に
米Microsoftは、次期OS「Windows 10」で、Xbox Liveユーザー向けアプリ「Xbox App」をリリースする。
米Microsoftは1月21日(現地時間)、次期OS「Windows 10」に関するプレス向け説明会の中で、Xbox Liveユーザー向けアプリ「Xbox App」を発表した。
Xbox AppではWindows 10搭載PCでXboxのゲームタイトルをプレイできるようになるほか、5000万人のユーザーを抱えるXbox Liveコミュニティのソーシャル機能を利用できるようになる。加えて、Windowsキー+Gキーを押すことで、ゲームのプレイ動画を即座に保存可能。プレイ動画はXbox App上でカット編集したり、OneDriveにアップロードしてほかのユーザーと手軽に共有できる。
また、同イベントではアクションRPG「Fable Legends」がXbox Oneに加えてWindows 10でもリリース予定であることが明かされ、Xbox OneとWindows 10のクロスデバイス環境で同時プレイするデモが行われた。
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さらにWindows 10では、Xbox One向けゲームタイトルのストリーミングプレイにも対応する。Xbox責任者のフィル・スペンサー氏が自ら行ったデモでは、Xbox Oneのレーシングゲーム「Forza Horizon 2」をSurface Pro 3にストリーミングして、画質やフレームレートに問題なくプレイできる様子を示した。
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