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ついに登場! Windows 10の日本語プレビュー版をチェックする鈴木淳也の「Windowsフロントライン」(3/3 ページ)

発売後1年間はWindows 7/8.1から無料でアップデートできることが明らかになり、注目度が急速に高まりつつある「Windows 10」。そのTechnical Preview最新版(Build 9926)が公開された。待望の日本語版が登場し、新機能も多数加わっている。

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Modern UIアプリのアップデートも

 このほか、Modern UIアプリに関していくつかアップデートがある。まずイベントでも予告されているように、「Photos」や「Maps」などいくつかのアプリがアップデートされ、UIや挙動面で大きく変化した。例えば、MapsではCharmに該当する機能へ完全にアクセスできなくなっている。

Modern UIアプリについても一部には大幅な変更が加えられた。「Maps」はその1つで、UIのデザインが大幅に変更されているほか、従来あった「Charm」メニューにアクセスできない

 その一方で、「Food & Drink」アプリのように従来の挙動そのままで、引き続きCharmメニューを出せるものも存在する。この辺りの差異については、もう少し研究が必要だと考えている。

ただし「Food & Drink」アプリのように、タイトル横の三本線のアイコンをタップすると、従来の「Charm」メニューが表示されるものもある
タブレットモードに移行して全画面表示にすると、タイトルバーと三本線アイコンは消えるが……
ここで画面上端から中央に向けてスワイプ(あるいはマウスで右クリック)を行うとタイトルバーが出現するので、これでCharmメニューを開ける

WebブラウザはInternet Explorer 11のまま

 Build 9926に搭載されているWebブラウザはInternet Explorer 11のままで、イベントで紹介されていた「Project Spartan(スパルタン)」(開発コード名)ではない。Spartanが今後いつWindows 10 TPに乗ってくるのかは不明だが、テストも兼ねて比較的早いタイミングで対応してくると考えられる。

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 なお、Spartanについてはいくつか興味深い話があり、今後の連載記事でフォローしていきたい。

今回搭載されているWebブラウザはInternet Explorer 11(IE11)のままだ。注目の新ブラウザ(Spartan)の導入は、今回のビルドでは見送られている
搭載されているIE11のバージョンは「11.0.9800.0」だった

 以上、Build 9926の新機能を中心に概要を紹介した。次回は同ビルドでの搭載が見送られたSpartanについて少し掘り下げていく予定だ。

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