写真で見る「ThinkPad X250」「ThinkPad Helix」「ThinkPad YOGA 12」、そして「Think STACK」:日本未発表の外付け“重箱”ユニットも(2/2 ページ)
第5世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用したThinkPad新モデル。従来ボディを継承するモデルがある一方で、薄く軽く変身したモデルもある。その姿を発表会場からリポートする。
ThinkPad Helix
今回登場した「ThinkPad Helix」は、従来モデルと比べて本体の重さが約835グラムから約795グラムと軽くなり、厚さも11.6ミリから9.6ミリと薄くなった。また、キーボードユニットでは、バッテリーを内蔵するウルトラブック プロ キーボードのほか、軽量なウルトラブック キーボードも選択できる。キーボードユニットと本体を合わせた重さは、ウルトラブック プロ キーボードで約1.7キロ、ウルトラブック キーボードでは約1.4キロになる。
サイズは、本体のみで301.1(幅)×192.5(奥行き)×9.6(厚さ)ミリ、ウルトラブック キーボード接続時で301.1(幅)×215.7(奥行き)×25.4(厚さ)ミリ、ウルトラブック プロ キーボード接続時で301.1(幅)×213.3(奥行き)×20.1(厚さ)ミリだ。
タブレット本体のインタフェースには、USB 3.0を用意した。ほかに、Micro HDMIとMicro SDスロットを備える。また、ウルトラブック キーボードにUSB 2.0を、ウルトラブック プロ キーボードには USB 3.0とMini DisplayPortをそれぞれ搭載する。従来モデルでは、キーボードを接続すると、本体側のUSBをふさいで使えなくなっていたが、新モデルでは本体側のUSBも利用できるレイアウトに変更している。
ThinkPad STACK
「ThinkPad STACK」は、ThinkPad用の外付け機能を収容した“重箱”タイプのユニットだ。重箱のように重ねて1つにまとめることで複数のケーブルを使うことなく、ワンアクションで着脱が可能になる。各ユニットは磁力でそれぞれを連結して固定し、ボディ外側に用意した端子を使ったワイヤード接続になる。
現在用意している外付け機能は、2ワット+2ワットのBluetoothスピーカーとノイズキャンセルマイクを内蔵して連続8時間の再生ができるユニットのほか、2基のUSB、USB 3.0接続外付けHDD(容量1Tバイト)を搭載したユニット、無線LANアクセスポイント、そして、Micro USB接続機器に対応した容量10000mAhで5ボルト2.1A出力の充電機能をもつモバイルバッテリーユニットを用意する。
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