TCL、Alcatelブランドのスマホ・タブレットを相次いで発表:Mobile World Congress 2017
TCL Communicationが、Mobile World Congress 2017の開催に合わせてAlcatelブランドのスマートフォンを3機種、デタッチャブル2in1 PCを1機種投入した。
TCL Communicationは2月27日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2017」に合わせて、Androidスマートフォン3機種と、Windows PCを1機種発表した。
Alcatel U5:買いやすい価格を実現したLTEスマホ
「Alcatel A3」は、買い求めやすい価格を実現したLTEスマートフォン。OSはAndroid 6.0をプリインストールする。
CPUは1.1GHz×4コアのものを搭載し、メインメモリは1GB、内蔵ストレージは8GBを備える。ディスプレイはFWVGA(480×854ピクセル)の5型液晶を搭載する。バッテリー容量は2050mAhだ。
アウトカメラは500万画素、インカメラは200万画素のセンサーを搭載している。カメラは両面ともにLEDライトを備えているが、固定フォーカスとなる。ボディーサイズは71.8(幅)×140.7(高さ)×9.95(奥行き)mmとなる。
Alcatel A3:HDディスプレイと指紋センサーを搭載
「Alcatel A3」は、HD(720×1280ピクセル)ディスプレイと指紋センサーを搭載しつつ、買い求め安い価格を実現したLTEスマートフォン。OSはAndroid 6.0をプリインストールする。
CPUは1.25GHz×4コアのものを搭載し、メインメモリは1.5GB、内蔵ストレージは16GBを備える。ディスプレイはHDの5型IPS液晶を搭載する。バッテリー容量は2460mAhだ。
アウトカメラは1300万画素(オートフォーカス対応)、インカメラは500万画素のセンサーを搭載している。カメラは両面ともにLEDライトを備えている。ボディーサイズは70.5(幅)×142(高さ)×8.6(奥行き)mmとなる。
Alcatel A5 LED:世界初のインタラクティブなLEDカバーに対応
「Alcatel A5 LED」は、世界初のインタラクティブに光る「LEDカバー」を搭載していることが大きな特徴。電話やメッセージの着信時、アラーム鳴動時などにカバーに仕込まれたLEDが輝く。光り方はカスタマイズすることも可能だ。
CPUは1.5GHz×4コアのものを搭載し、メインメモリは3GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージはmicroSDに対応する。ディスプレイはHDの5.2型IPS液晶を搭載する。バッテリー容量は2800mAhだ。
アウトカメラは1300万画素(オートフォーカス対応)、インカメラは500万画素のセンサーを搭載している。カメラは両面ともにLEDライトを備え、特にアウトカメラのものはデュアルトーンタイプとなっている。ボディーサイズは72.1(幅)×146(高さ)×7.7(プラスチックカバー装着時の奥行き)または10.2(LEDカバー装着時の奥行き)mmとなる。
Alcatel PLUS 12:LTE通信対応のデタッチャブル2in1 PC
「Alcatel PLUS 12」は、デタッチャブル(キーボード着脱式)式の2in1 PC。「LTEキーボード」と呼ばれるキーボードベースにLTE対応の通信モジュール(Qualcomm MDM9207)を搭載し、LTEキーボード単体でも無線LAN(Wi-Fi)ホットスポットとして使えることが大きな特徴だ(最大15台まで接続可能)。
CPUはCeleron N3350(1.1~2.4GHz)を搭載。メインメモリは4GB、ストレージは32GBのeMMCを備えるが、64GBまたは128GBのeMMCという構成にも対応しているようだ。外部ストレージは最大128GBのmicroSDXCに対応しており、32GBのeMMC構成ではあらかじめ32GBのmicroSDHCをセットしてある。バッテリー容量はタブレット本体が6900mAh(26.8Wh)、LTEキーボードが2580mAhとなる。
外部ポートはUSB Type-C端子、イヤフォンマイク端子、micro HDMI端子を備える。LTEキーボードには標準サイズのUSB A端子も付いている。本体側面にはWindows Helloで利用できる指紋センサーを搭載している。
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