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パナソニック、Let'snoteとタフブックでバッテリー劣化が進むと発火の可能性 対策プログラムを5月に提供予定
パナソニックは、同社製ノートPC「Let'snote」およびタフブックシリーズで劣化の進んだバッテリーパックから発火が生じる可能性があるとの告知を行った。
パナソニックは3月28日、同社製ノートPC「Let'snote」およびタフブックシリーズで劣化の進んだバッテリーパックから発火が生じる可能性があるとのリコール告知を行った。
対象製品は、2011年2月から2018年3月に製造された「Let'snote CF-SX/NX」「同 CF-S10/N10」「同 CF-AX」「タフブック CF-C2」の各シリーズで、バッテリーパックの劣化が進むことで発火の可能性があるとしている。
今回のリコールでは製品の回収は実施せず、バッテリーの劣化状況を判定して危険性を回避できる「バッテリー診断・制御プログラム」を5月末から提供する予定。該当プログラムが配布されるまでは、暫定的に充電制御ユーティリティーの設定で危険性を低減する対策を行うよう促している。なお、2014年5月および同年11月、2016年1月、2017年12月に発表したリコール社告でバッテリー交換を行ったユーザーについても、同様の対応を行うよう呼びかけている。
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該当モデルの詳細、現時点での暫定的な充電制御の変更方法についてはリコール社告ページを参照のこと。
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