ニュース
ソニー、「CFexpress 2.0」準拠の次世代メモリーカードを夏に投入
ソニーは、「CFexpress 2.0」に準拠した次世代メモリーカード「CFexpress Type B」の開発を表明した。夏に128GB版の商品化を予定している他、256GB版、512GB版の開発も検討している。
ソニーは2月28日、「CFexpress 2.0」に準拠した次世代メモリーカード「CFexpress Type B」の開発を表明した。夏に128GB版の商品化を予定している他、今後は256GB版、512GB版の開発も検討していく。
CFexpress 2.0は、CompactFlash Association(CFA)が2月27日(米国時間)に発表した新規格。用途に合わせて「Type A」から「Type C」まで3つのフォームファクタを規定し、このうち「Type B」はXQDカードと同形状(幅38.5×奥行き29.8×高さ3.8ミリ)。インタフェースとしてPCIe Gen3を2レーン使い、転送速度は最大2000MB/秒(理論値)となっている。
ソニーが開発したCFexpress Type Bは、最大読み出し速度が1700MB/秒、最大書き込み速度1480MB/秒。高解像度の画像や動画の記録などプロフェッショナル用途を想定している。「従来のメモリーカードに比べて非常に短時間で読み出しと書き込みが可能になり、一連の業務効率の改善に貢献する」(同社)
advertisement
またCFexpress規格の3倍となる70ニュートンの曲げ試験や、同じく5倍にあたる高さ5メートルからの落下試験などをクリア。高い信頼性が求められるプロフェッショナル用途のニーズに応えるとしている。
関連記事
ソニーがフラグシップスマホ「Xperia 1」発表 4K有機ELに瞳AFも
ソニーモバイルコミュニケーションズが「MWC19 Barcelona」でしいフラグシップモデル「Xperia 1」を発表した。アスペクト比「21:9」というワイドな4K有機ELディスプレイを搭載した。ガラス管が“震えて奏でる”スピーカー ハイレゾ対応の新モデル、ソニーが発売
ソニーが「グラスサウンドスピーカー LSPX-S2」を3月16日に発売。新たにハイレゾやWi-Fi接続に対応する。ソニーの第3四半期は減収増益、スマホ市場の減速響く FGOも軟調
ソニーが2018年度第3四半期(18年10〜12月)の連結業績を発表した。全体としては好調を維持しつつも金融やモバイル・コミュニケーション分野の大幅減収が目立った。ソニーの新規事業創出プログラムは“次のフェーズ”へ 社外連携に本気
ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」が始動して4年半が経過した。平井体制から吉田体制への転換は今後の方針に影響するのか。SAPを立ち上げたソニーの小田島伸至氏に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.