連載

買い替えで余ったスマートスピーカーを活用するための7つの方法山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)

スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は買い替えで余ったスマートスピーカーをどう活用するか、考えうる7つの方法をまとめた。

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【活用法6】車載用途でジュークボックスとして使う

 もし車を所有しているのであれば、スマートスピーカーを車内に持ち込んで使うのも1つの方法だ。通信回線や電源をどう確保するかという問題はあるが、車にマウントするためのキットもサードパーティーから多数販売されており、設置においては土壌が整っている。

 一般的にスマートスピーカーでは自宅住所をベースにした検索しか行えないので、出先で最寄りの情報を調べるのには向かず、それならば最初からカーナビを使った方が手っ取り早いわけだが、簡易なジュークボックスとしての利用などは、カーナビとも機能はかぶっておらず、面白い選択肢といえるだろう。


両面テープなどで固定する手もあるが、別売のマウントアダプターなどを活用してきちんと固定することもできる

【活用法7】通知専用デバイスとして使う

 以前紹介した「GHKit」のような外部デバイスと組み合わせ、メールの着信や、天気予報で注意報や警報が出たときの通知をはじめとした、通知専用のデバイスとして使うのも1つの方法だ。マイクをミュートしてこちらの音声を聞き取れないようにすれば、通知専用デバイスとしての活用が可能になる。

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 気になるのは、ここまで紹介した方法に比べると追加機器の購入などのコストがかかること、また設定に多少なりとも手間がかかることだ。一通りの機器およびプログラムをキット化した「GHKit」以外にもいくつかの方法があるので、インターネットで情報を集めつつ、工作がてらチャレンジしてみるのもよいだろう。


「Google Home」(左)との連携でプッシュ通知を実現する「GHKit」(右)。Raspberry Pi上で動作する
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