強化ガラスより“リアル”――広まるオープンフレームのニーズ:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
アキバでは、長尾製作所の「オープンフレーム Ver.ATX」と「Ver.micro-ATX」が登場して、安定の人気を集めている。その他、1000円切りの内視鏡やRadeon RX 5600XTカードなどもが店頭をにぎわせた。
1000円切りのエンドスコープやPCIスロット2本のB360マザーも
周辺機器関連では、Windows PCとAndroid端末に対応したmicroUSB接続のエンドスコープ(内視鏡)「RS-G478」がテクノハウス東映で話題になっていた。価格は990円だ。
5mm径の先端に内視鏡カメラと6灯LEDを搭載しており、ケーブル中央のコントローラーで明るさを調節できる。ケーブル長は1.5mとなる。防水仕様をうたっているが、同店は「防水保証はありません」と注意書きを添えている。
売れ行きは好調とのこと。同店は「1000円で買えるならと、試してみたいという人に喜ばれていますね。予想以上の反響で続々と売れています」という。
また、TSUKUMO eX.では、ASUSTeKのB360マザーボード「PRIME B360-PLUS」が一部で注目を集めていた。2018年4月に登場したATXマザーの再入荷で、価格は1万3178円となる。同店で現在取り扱っているマザーで唯一、PCIスロットを2基搭載しているところがポイントだ。
「PCI接続のチューナーカード『PT2』を2枚挿ししたい人の最後のとりでとなっているマザーです。発売から10年以上経った今でも、PT3でなくPT2を使い続けたいという人がいるので、ニッチながら意義のある再入荷だと思います。最新のBIOSにアップデート済みですし、欲しい人には相当刺さると思いますよ」という。
AMDの新GPU搭載カードも続々と販売が始まっている。
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