“富士通らしさ”はArmベースでも健在! 「FMV Note U(FMV UQ-L1)」実用レビュー【第1回】(1/2 ページ)
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が、Snapdargon X搭載のノートPCを発売した。アーキテクチャが変わっても受け継がれる“富士通らしさ”を見つけてしまったので、まずそれを紹介したい。
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が1月下旬、モバイルノートPCの新モデル「FMV Note U(FMV UQ-L1)」を発売した。3月25日時点の実売価格は19万〜20万円台だ。
- →FMVにAI機能を強化した2026年春モデル FCCL初となる「Snapdragon」搭載モバイルノートPCも
- →FCCL初のSnapdragonモデル「FMV Note U(FMV UQ-L1/WU6-L1)」の謎に迫る なぜこのタイミングでArmアーキテクチャなのか?
FMV UQ-L1は、FCCLとしては初めてのArmアーキテクチャPCだ。「日本メーカーの作るArm PCはどうなのか?」と気になっていたところ、FCCLから「ちょっと使ってみませんか?」と提案があった。ちょうど良いタイミングだったので、お言葉に甘えて長期間レビューすることにした。
今回は、FMV UQ-L1が従来のFMV Note U(旧・LIFEBOOK UHシリーズ)と異なる点、そして変わらない点をチェックしていきたい。
レビューする「FMV Note U(FMV UQ-L1)」の概要
今回レビューするFMV UQ-L1は、いわゆる「量販店モデル」で、主要な家電量販店で購入できる。ボディーカラーはピクトブラックとシルバーホワイトから選べるが、レビュー機は(現時点において)量販店モデル専用となるシルバーホワイトだ。
本製品の主なスペックは以下の通りだ。
- SoC:Snapdragon X X1-26-100
- CPU:Qualcomm Oryon(8コア/最大3GHz)
- GPU:Qualcomm Adreno X1-45(最大1.25GHz)
- NPU:Qualcomm Hexagon(ピーク性能:45TOPS)
- メモリ:16GB(LPDDR5X-8448規格)
- ストレージ:512GB SSD(PCI Express 4.0接続)
- ディスプレイ:14型液晶(非光沢)
- ポート類
- 左側面:USB4×2、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、イヤフォン/マイク
- 右側面:microSDメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、HDMI出力、有線LAN(1000BASE-T)
- 無線通信:Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)/Bluetooth 5.4
- OS:Windows 11 Home(バージョン24H2)
- 重量:約886g(ピクトブラックは約876g)
FCCL初のArmアーキテクチャPCとなる本製品だが、SoCはエントリークラスを採用している。これは「Armアーキテクチャ(Snapdargon)PCの需要探り」の面と、「FMVにおけるCopilot+ PCのエントリーモデル」という位置付けに起因する(参考記事)。
Copilot+ PCのエントリー機ということもあり、メモリは最小要件ギリギリの容量である一方、ストレージ(SSD)は最小要件の2倍の容量を備えている。Copilot+ PCの固有機能である「リコール」を使うと、スナップショットがストレージの容量を圧迫する。そのことを踏まえると、SSDを512GBとしたのは賢明だったと思う。
「CrystalDiskInfo」で確認したストレージ情報。SandiskのPCI Express 4.0接続SSD「PC SN7100S」の512GBモデル(SDFQNSL-512G)が搭載されていた
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