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“富士通らしさ”はArmベースでも健在! 「FMV Note U(FMV UQ-L1)」実用レビュー【第1回】(1/2 ページ)

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が、Snapdargon X搭載のノートPCを発売した。アーキテクチャが変わっても受け継がれる“富士通らしさ”を見つけてしまったので、まずそれを紹介したい。

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 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が1月下旬、モバイルノートPCの新モデル「FMV Note U(FMV UQ-L1)」を発売した。3月25日時点の実売価格は19万〜20万円台だ。

 FMV UQ-L1は、FCCLとしては初めてのArmアーキテクチャPCだ。「日本メーカーの作るArm PCはどうなのか?」と気になっていたところ、FCCLから「ちょっと使ってみませんか?」と提案があった。ちょうど良いタイミングだったので、お言葉に甘えて長期間レビューすることにした。

 今回は、FMV UQ-L1が従来のFMV Note U(旧・LIFEBOOK UHシリーズ)と異なる点、そして変わらない点をチェックしていきたい。

持ち運んでいる
FMV Note U(FMV UQ-L1)をいろいろな所に持ち運んで使っている

レビューする「FMV Note U(FMV UQ-L1)」の概要

 今回レビューするFMV UQ-L1は、いわゆる「量販店モデル」で、主要な家電量販店で購入できる。ボディーカラーはピクトブラックとシルバーホワイトから選べるが、レビュー機は(現時点において)量販店モデル専用となるシルバーホワイトだ。

FMV Note U(FMV UQ-L1)
FMV UQ-L1のシルバーホワイトは、量販店モデルでのみ選べる

 本製品の主なスペックは以下の通りだ。

  • SoC:Snapdragon X X1-26-100
    • CPU:Qualcomm Oryon(8コア/最大3GHz)
    • GPU:Qualcomm Adreno X1-45(最大1.25GHz)
    • NPU:Qualcomm Hexagon(ピーク性能:45TOPS)
  • メモリ:16GB(LPDDR5X-8448規格)
  • ストレージ:512GB SSD(PCI Express 4.0接続)
  • ディスプレイ:14型液晶(非光沢)
  • ポート類
    • 左側面:USB4×2、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、イヤフォン/マイク
    • 右側面:microSDメモリーカードスロット、USB 3.2 Gen 1 Standard-A、HDMI出力、有線LAN(1000BASE-T)
  • 無線通信:Wi-Fi 7(IEEE 802.11be)/Bluetooth 5.4
  • OS:Windows 11 Home(バージョン24H2)
  • 重量:約886g(ピクトブラックは約876g)

 FCCL初のArmアーキテクチャPCとなる本製品だが、SoCはエントリークラスを採用している。これは「Armアーキテクチャ(Snapdargon)PCの需要探り」の面と、「FMVにおけるCopilot+ PCのエントリーモデル」という位置付けに起因する(参考記事)。

 Copilot+ PCのエントリー機ということもあり、メモリは最小要件ギリギリの容量である一方、ストレージ(SSD)は最小要件の2倍の容量を備えている。Copilot+ PCの固有機能である「リコール」を使うと、スナップショットがストレージの容量を圧迫する。そのことを踏まえると、SSDを512GBとしたのは賢明だったと思う。

CPU-Z
「CPU-Z」で確認したSnapdragon X X1-26-100の情報
GPU-Z
「GPU-Z」で確認したAdreno X1-45の情報
CrystalDiskInfo
「CrystalDiskInfo」で確認したストレージ情報。SandiskのPCI Express 4.0接続SSD「PC SN7100S」の512GBモデル(SDFQNSL-512G)が搭載されていた
CrystalDiskMark
「CrystalDiskMark 9.0.2」でSSDの速度を計測した結果。シーケンシャルの読み書き速度は、PC SN7100Sの512GBモデルにおける公称スペックより少し速めだった

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