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第11世代Iris Plus Graphicsは本当にゲームに使えるのか――「Razer Blade Stealth 13 Mercury White」で試すゲーミングPCの道(3/3 ページ)

最近ではクリエイター向けPCも投入しているRazerだが、やはりゲーミングPCの動向が気になるところだ。今回は、同社のPCでは珍しくシルバー&ホワイトカラーを採用した「Razer Blade Stealth 13 Mercury White」を2回に分けてチェックしよう。

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体力測定その1:ストレージ編

 ここからは、ベンチマークテストでStealth 13の実力をチェックする。比較用に用意したPCは以下の通りだ。

評価機(Razer Blade Stealth 13 Mercury White)

  • CPU:Core i7-1065G7(第10世代、4コア8スレッド、1.3GHz~3.9GHz)
  • GPU:Intel Iris Plus Graphics(CPU内蔵)
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:256GB NVMe M.2 SSD

比較用ノートPC1

  • CPU:Core i7-9750H(第9世代、6コア12スレッド、2.6GHz~4.5GHz)
  • GPU:GeForce RTX 2060(グラフィックスメモリ:6GB)
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:512GB NVMe M.2 SSD

比較用ノートPC2

  • CPU:Core i5-8265U(第8世代、4コア8スレッド、1.6GHz~3.9GHz)
  • GPU:GeForce MX250(グラフィックスメモリ:2GB)
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:512GB NVMe M.2 SSD

 まずはストレージから見ていこう。CrystalDiskinfoで調べたところ、評価機にはサムスンのM.2 NVMe SSD「MZVLB256HAHQ-00000」が搭載されていた。

 CrystalDiskMarkの結果を見ると、スペックを上回る比較用PC1を上回るスコア(特に書き込み)になっており、高速な動作が期待できる。

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評価機のCrystalDiskinfo画面

評価機のCrystalDiskMark画面

こちらは比較用PC1のCrystalDiskMark画面

 次回は、「CINEBENCH R20」や「PCMark 10」、「3DMark」といったベンチマークテストに加え、実際のゲームタイトルで評価機のパフォーマンスを細かくお伝えする。

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