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NECがビジネス/教育向けPCの新モデルを計16タイプ投入 最大24時間駆動を実現した13.3型軽量ノートなど

NECがビジネス/教育向けPCのラインアップを刷新。ノートPC「VersaPro」とデスクトップPC「Mate」の各シリーズの計16タイプに新製品を投入する。

 NECは8月18日、同社製ビジネスPCのラインアップ刷新を発表した。ノートPC「VersaPro」シリーズとデスクトップPC「Mate」シリーズの計16タイプの新製品を、8月24日から順次出荷する。

VersaPro:薄型モバイルとRyzenモデルが登場

 VersaProシリーズからは、モバイルノートPCの「UltraLite タイプVG」「同 VB」「同 VC」、ビジネスノートPCの「タイプ VM」「同 VD」「同 VX」「同 VA」「同 VE」(およびSOHO/中小企業向けの「タイプ VL」「同 VF」「同 VW」)、タブレットPCの「タイプ VS」「同 VU」の計13タイプに新製品が投入される。新製品はいずれも、OSとしてWindows 10(64bit版、バージョン2004)をプリインストールする(※)。

(※)原則として「Windows 10 Pro」。一部タイプでは「Windows 10 Home」や「Windows 10 IoT 2019 LTSC」のプリインストールを選択することもできる(以下同)

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 13.3型モバイルノート「 VersaPro Ultralite タイプ VG」は、重量1kg未満という軽量設計と、最大約24時間のバッテリー駆動を実現している。USB Type-CポートはDisplayPort Alternate Modeによる外部映像出力やUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力を兼ねており、USB Type-Cによる映像入力とUSB PDでの電源出力に対応するディスプレイと組み合わせると、ケーブル1本でスマートな接続を実現できる。

VersaPro UltraLite タイプVG

 Ultralite タイプ VG/VCとタイプ VM/VWには、Web通話の音声をクリアに伝える「ノイズサプレッサー」「ルームエコー抑制」機能などを利用できる「Webミーティング機能」を 備えている。

 今回のラインアップでは、SOHO/中小企業向けモデルにRyzen Mobileプロセッサを搭載する構成(タイプ VW)が新たに追加されているのも特徴だ。

Ryzen Mobileプロセッサを搭載する「VersaPro J タイプ VW」

 Mateシリーズの新製品は、ボディーデザインを刷新した上で、第10世代Coreプロセッサを搭載し、プリインストールOSをWindows 10(64bit版、バージョン2004)に変更している。オプションでWi-Fi(無線LAN)を搭載することも可能で、ハイエンドモデルの「タイプME」と超小型モデルの「タイプMC」では、最新のWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)を採用している。

Mate タイプ ME(左)、同 タイプ MC(右)
製品名 価格(税別) 出荷予定日
VersaPro モバイルノートPC UltraLite タイプ VG 34万4000円~ 2020年8月2日
UltraLite タイプ VB 27万3500円~ 2020年9月24日
UltraLite タイプ VC 24万2000円~ 2020年8月24日
ビジネスノートPC タイプ VM 20万6500円~ 2020年8月24日
タイプ VD 22万円~
タイプ VX 17万500円~
タイプ VA 16万5000円~
タイプ VE 15万6500円~
タブレットPC タイプ VS 16万7500円~
タイプ VU 12万5400円~
SOHO・中小企業向けビジネスノートPC タイプ VL オープン
タイプ VF オープン
タイプ VW オープン 2020年9月24日
Mate デスクトップ PC タイプ ME 17万9000円~ 2020年8月24日
タイプ MB 15万7500円~
タイプ MC 14万1400円~

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