2.5インチSSD、ロープロファイルカードなどトレンド外となったパーツたち:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
かつては主流を担ったり、ニッチながらも一定の需要があったりしたパーツも、日進月歩の自作市場ではいつの間にかトレンドの外に置かれることもある。最近は2.5インチSSDとロープロファイル対応のグラフィックスカードが、そうらしい。
枯渇中のRTX 3070や3060 Ti、RX 6800搭載カードの新製品が続々
グラフィックスカードが広い範囲で枯渇気味なのは既報の通りだが、新製品は複数登場している。
GeForce RTX 3070を搭載した新モデルは2モデル。ZOTACの「GAMING GeForce RTX 3070 AMP Holo」と、ASUSTeKの「ROG-STRIX-RTX3070-O8G-WHITE」だ。価格は順に8万8000円前後と10万4000円弱~11万円弱となる。
GAMING GeForce RTX 3070 AMP Holoはデュアルファンタイプで、角度で色調を変えるホログラフィックデザインを採用している。ROG-STRIX-RTX3070-O8G-WHITEは3連ファンを含めて白で統一した仕上げだ。
GeForce RTX 3060 Ti搭載カードは、ColorfulのiGameブランドから「GeForce RTX 3060 Ti Ultra White OC」がデビュー。こちらもホワイトを基調にした3連ファンモデルで、価格は7万円弱となる。
AMDのRadeon系では、ASUSTeKからRX 6800搭載の「TUF-RX6800-O16G-GAMING」が10万4000円弱~11万円弱で入荷している。
グラフィックスカード全体で普段通りの再入荷が厳しい状況となっていることもあり、新製品も「週末を待たずに売り切れるかも」(パソコンSHOPアーク)といわれていた。また、「新製品の価格設定からも材料費高騰などによる値上がりを感じたりもしますね。それでも需要が上回っているので、入ったら即売れるというサイクルが続きそうです」(某ショップ)という愚痴も聞いた。
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