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DDR5メモリのセット購入制限を一旦解除するショップも:古田雄介の週末アキバ速報(1/2 ページ)
DDR5メモリの入手性がじわじわと改善されている。「まだ予断を許さない」との声も多いが、セット購入制限を一旦解除するショップも現れるなどの変化が起きている。
アキバのPCパーツショップに並ぶDDR5メモリのラインアップは、先週の状況からさらに1段上向いた感がある。
Trident Z5シリーズのDDR5-6000 32GBキットが複数店に入荷
G.SKILLの光るメモリ「Trident Z5 RGB」「Trident Z5」シリーズのDDR5-6000/5600モデルが複数店に初入荷したのを皮切りに、CrucialやSK hynixなどのDDR5メモリの再入荷も見られた。
この状況から、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店はマザーボードとのセット販売を一旦解除して、メモリの単品購入を可能としている。現在の在庫に限る暫定的な措置だ。
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ただし、セット販売の条件を維持するショップが大半だ。あるショップは「一時的に在庫がそろっても、再入荷が読めない以上は年始以降のことも考えないといけませんからね。判断が難しい局面です」と話していた。
セット販売用と単品販売用を用意しているパソコンSHOPアークでも、やはり単品販売用は売り切れ状態が慢性化している。「現状はやはり、マザーよりもDDR5メモリが不足しています。年末にパーツを一式買うなら、まずメモリの入手ありきで、マザーやCPUをそろえていくスタンスが最も効率的かもしれません。マザーボードをゲットしてメモリを探している方には辛い状況ではありますが……」という。
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