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ソニーが「INZONE」でPCゲーミング市場に本気攻勢! 新型ディスプレイとヘッドフォンを投入した理由(2/2 ページ)

ソニーがゲーミングギア業界への参入を表明し、第ゲーミング液晶ディスプレイとヘッドセットの発表を行った。新たに立ち上げた「INZONE」ブランドの由来など、発表会の模様をお届けする。

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ソニーの力を結集して作られた「INZONE」シリーズ

 続いて、製品担当の福村氏が登壇し、INZONEの各製品を紹介した。


ソニーマーケティング モバイルエンタテインメントプロダクツビジネス部 ゲーム事業推進室 プロダクトマネージャー 福村祐太郎氏

 ゲーミングディスプレイのINZONE M9とNZONE M3は、色域の広さ(M9はDCI-P3カバー率が95%、M3がsRGBカバー率99%)と直下型LED部分駆動の採用(M9のみ)、10.7億色表示の色深度が特徴となる。これと高リフレッシュレート(M9は144Hz、M3は240Hz)、応答速度1ミリ秒、可変リフレッシュレート対応により、滑らかな映像表現を実現している。

 なぜ27型からの投入となったのかについては、「現在主流の24型~32型の中で、技術やトレンド、最適なサイズを検討した上で選んだ」という。

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 デザインについても、PCゲーミング向けとはいえ、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)とも協業し、家庭向けゲーム機「PlayStation 5」を意識して作られている。

 例えば、特徴的な三脚式のスタンドは、プロゲーマーの中には斜めにキーボードを置いて使う人もいるが、そういった置き方でも使用可能だ。


INZONEのゲーミングディスプレイに取り入れられた高画質化技術

滑らかな映像表現でゲームの勝利に貢献する

 ヘッドフォンのシリーズについては、ノイズキャンセリング機能(INZONE H9のみ)や立体音響技術(360 Spatial Sound for Gaming)が搭載されている。ノイズキャンセリング機能については、ワイヤレスヘッドフォン「WH-1000Xシリーズ」で実績のあるデュアルノイズセンサーテクノロジーを使い、ノイズキャンセリング機能だけでなく外音取り込みのアンビエントサウンドモードも備えている。

 INZONE M9を試聴する機会を得たが、確かにノイズキャンセリング機能はすごく、周囲の音が一瞬のうちに消えて静かになった。


ハードウェアだけではなく、ソフトウェア面でも細かい調整を行ったヘッドセット

最上位モデルのINZONE H9のみ搭載するノイズキャンセリング機能とアンビエントサウンドモード

長時間のゲームプレイを快適にすべく、装着時の快適さも追求した

PlayStation 5との連携機能も用意されている

発売に合わせてキャンペーンやリアルイベントも開催

 今回の発表を機に、「The Evolution Championship Series 2022/2023」「PGL DOTA2 Arlington Major 2022」「VALORANT Championship Tour」とスポンサー契約を締結した他、「ELDEN RING」と「ファイナルファンタジーXIV」の推奨認定機器となった。


格闘ゲームの世界大会「EVO」(The Evolution Championship Series)のプレミアムパートナーになるなど、eスポーツ大会をサポートする

フロム・ソフトウェアの「ELDEN RING」や、スクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジーXIV」といった人気タイトルの推奨認定を得た

 発売日となる7月8日には、東京にある「ソニーストア銀座」で発売を記念したイベントが開催される予定だ。参加(参加券付き販売会)は事前応募制で、応募は専用ページより行う(受付は7月1日午後3時まで)。


発売日にソニーストア銀座で開催されるイベント

ZONeとのコラボキャンペーンも実施される
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